「アルトコインを取引したいんだけど、おすすめを教えてほしい。リスクが低く儲けられるアルトコインはある?」と悩んでいる人も多いでしょう。
アルトコインは銘柄選定が難しい特徴がありますが、当たりの銘柄に投資できれば1000倍以上の値上がりにも期待できます。
本記事では、おすすめアルトコインを初心者向けに解説し、アルトコインを取引するためのおすすめ取引所も紹介します。
アルトコインとはそもそも何?
アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨を総称で、「Alternative coin」を略したものです。
ビットコインが誕生した後に続々と作られたため、スケーラビリティ問題や、送金手数料の高騰などの、ビットコインの問題点を改善した仮想通貨が多いです。
ただ、アルトコインの90%は将来的に消えてしまう未来のない仮想通貨と言われており、銘柄選定をしておかなければ大きな損失を被る可能性が高いでしょう。
本記事では、長期的に将来性に期待できるアルトコインを紹介します。
アルトコインのメリット2選
ビットコインではなくアルトコインに投資をするメリットを解説していきます。
ビットコイン投資の倍以上の利益を狙える
アルトコインは、全体的に1単位の価格が安いので、多くの通貨量を購入することができます。
また、1日に20%や30%動く通貨もありますので、低い価格で大量に購入することでビットコインよりも大きな値上がり益を期待することが可能です。
ビットコインも2009年に誕生したときはほとんど価値がありませんでしたが、価格が上がり続け、最高700万円(2021年11月)もの価値があります。
アルトコインは時価総額や価格がビットコインへ届くことはありませんが、取引量が少ない分値上がりしやすく、時には100倍以上の値上がりを見せます。
例えばSolanaのSOL(ソル)という仮想通貨は、2021年に約100倍もの高騰を見せました。
Solanaは、ブロックチェーンアプリケーションを、高い性能によって支えることを目的としたブロックチェーンプラットフォームという特徴があります。
イーサリアムのガス代高騰を受けてSolanaが開発され、Solanaはガス代をほぼない状態で取引できるためイーサリアムからユーザーが流れ、価格上昇しました。
将来性があり、価格がまだ低いアルトコインに投資をして、そのコインの価格が上がれば、大きな利益を得られる可能性が十分あるのです。
ビットコインにない技術を持っている
アルトコインは、ビットコインにはない技術を持っているものが数多くあります。
例えばイーサリアムは取引を自動化できるスマートコントラクト機能を備えていたり、ポルカドットはブロックチェーンの相互運用ができる機能を備えたりしています。
将来的に必要性が高まりそうなアルトコインを選ぶのが銘柄選定のコツです。
将来性のあるアルトコインの特徴
将来伸びる可能性があるアルトコインの特徴を解説します。
今後のロードマップやホワイトペーパーが明確
今後伸びるアルトコインの特徴として、今後のビジョンをはっきりとしているものが挙げられます。
将来的に伸びるアルトコインは公式サイトにロードマップやホワイトペーパーなど、将来のビジョンを表すものが掲載されており、開発が進みやすいです。
逆にそれらがないプロジェクトは、詐欺の可能性もあるため注意しましょう。
性能が高いアルトコイン
アルトコインの技術の中でも、スマートコントラクト(自動契約機能)やブロックチェーンの性能の高さは、世界的に注目されており、様々な分野で採用されたり、サービスが提携されています。
性能が高いアルトコインは価格が上昇する可能性が見込めるでしょう。
開発の進捗がわかる
アルトコインの中には公式サイトやSNSで開発の進捗を公開しているものがあります。
現在の開発の状況をしっかりとユーザーに明確にすることで、そのアルトコインはユーザーから安全なものと認識され、取引量も増えます。
また、アルトコインを推すコミュニティの強さも重要です。コミュニティが強ければ、価格を押し上げてくれます。
VCから資金調達を受けている
将来性のある仮想通貨には、スタートアップ企業に投資するVCが出資をしている場合が多いです。
VCは厳正な審査の基、投資をするか決めるため、VCが出資をしているということは一定の将来性を見据えているとわかります。
VCはプロジェクトの公式サイトに記載されている場合が多いのでチェックしてみましょう。
アルトコインのおすすめランキング・一覧【2022年最新版】
それでは2022年注目されているアルトコインを一気に紹介します。
イーサリアム(ETH)
通貨名 | イーサリアム(ETH) |
現在レート(1通貨) | ¥178,321 |
時価総額(2022年9月) | ¥21,838,727,980,909.12 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
公式ホームページ | https://ethereum.org/ja/ |
イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額を持つアルトコインで、最も将来性が高いと言えるでしょう。
イーサリアムはブロックチェーンを使ってスマートコントラクトやDapps開発など様々なことができるプラットフォームです。
- スマートコントラクトの機能が採用されている
- 開発が止まらない
- イーサリアム企業連合に500以上もの団体が加盟
イーサリアムはスマートコントラクトの機能と分散型アプリケーション(dApps)の開発プラットフォームとして注目されています。
dAppsは仮想通貨上のプロジェクトの大半を占めており、それらのプロジェクトはイーサリアムを基盤に作ることが多いです。
今後もdAppsやDeFi、NFTなどの需要は伸びていくと予想されるため、それにあわせてイーサリアムの需要も伸びていくでしょう。
オーエムジー(OMG)
通貨名 | オーエムジー(OMG) |
現在レート(1通貨) | ¥236 |
時価総額(2022年8月) | ¥33,114,283,152 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
公式ホームページ | https://omg.network/ |
OMGは、香港の仮想通貨投資会社であるGBVが買収した「OMG Network」のネイティブトークンです。
東南アジアに本拠地を持ち、銀行口座を持てない方でも簡単にアクセスできる金融サービスとして立ち上げられました。
イーサリアムネットワーク上で直接取引する場合よりもETHとERC20トークンを大幅に高速かつ安価に取引できるように設計されています。
OMGはイーサリアムネットワーク上で資産を確保しながらも、電力使用量を最大99%、手数料も約2/3まで削減することができます。
現在、OMGネットワークの子チェーンは、PoA(プルーフオブオーソリティ)によって保護されていますが、最終的にはPOSモデルに移動される予定とされています。
Posはステーキングが可能となり、OMGを預けているだけでOMGがもらえる不労所得をもらえるようになるのです。
メイカー(MKR)
通貨名 | メイカー (MKR) |
現在レート(1通貨) | ¥85 |
時価総額(2022年9月) | ¥83,170,786,591 |
購入可能な取引所 | bitbank GMOコイン |
公式ホームページ | https://makerdao.com/ja/ |
メイカー(MKR)は、ステーブルコインのDAIの発行を行うプラットフォームの総称、MKR通貨を指す言葉です。
メイカーの保有者は以下の仮想通貨を担保にしてDAIの発行ができます。
- ETH
- WBT
- CLINK
- UNI
- MATIC
- YFI
また、分散型のガバナンスを採用している面も特徴で、分散型のステーブルコインとしては高いシェア率を誇ります。
ただ、担保としている通貨が仮想通貨なので法定通貨を担保としているUSDTやUSDCよりかは安全性に欠ける部分がありますが、現在は安定して運営されています。
今後DefiやNFTが伸びていけば、需要が高まり普及していくと予想されます。
アトム(ATOM)
通貨名 | アトム(ATOM) |
現在レート(1通貨) | ¥1,923 |
時価総額(2022年9月) | ¥550,761,317,130. |
購入可能な取引所 | GMOコイン |
公式ホームページ | https://cosmos.network/ |
アトム(ATOM)は、Cosmosというブロックチェーン上で取引される仮想通貨です。
Cosmosは「インターネット・オブ・ブロックチェーン」を掲げているプロジェクトで、誰でも簡単にブロックチェーンの開発や利用ができる世界を目指しています。
また、cosmosはブロックチェーン同士を繋いで相互運用しサーバーへの負荷を下げることが可能で、スケーラビリティ問題を解決できます。
ブロックチェーンの相互運用は今後ブロックチェーン業界が一般層へ普及していくのに欠かせない分野で、似たプロジェクトのポルカドットも伸びています。
同じ分野でも伸びているプロジェクトがいくつもあるため、将来性にも期待できるでしょう。
リップル (XRP)
通貨名 | リップル(XRP) |
現在レート(1通貨) | ¥50.19 |
時価総額(2022年8月) | ¥2,427,640,489,206 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
公式ホームページ | https://ripple.com/xrp/ |
リップルは2017年に価格が高騰したことで有名になった仮想通貨で、国際送金の次世代を担う役割を持っています。
- 送金スピードが速い
- 200以上の企業と提携して実用化が進んでいる
- 最高値を4年以上更新していない
リップルは国際送金を安く、円滑にすることを目的に作られた仮想通貨で、「Ripple Net」という送金ネットワークの中で使用されています。
リップルはすでに国内外問わず多くの銀行や金融機関と提携しており、国内でも「みずほ銀行」やSBIグループで、リップルを用いた海外送金が実現できるのか実験を行っています。
ただ、最高値を4年ほど更新できておらず、今後も最高値を更新できるかは国際送金の普及にかかっているでしょう。
また、SECとの裁判も長期化しており、裁判結果も価格を左右します。
【2022年】仮想通貨リップル(XRP)の将来性は0?辛口で今後を解説
アルトコインのおすすめ取引所3選
アルトコインを購入できるおすすめな取引所を紹介します。
以下の記事ではより詳しくアルトコインを取引できる取引所を紹介しています。
アルトコインが豊富な仮想通貨取引所9つ!手数料、取引通貨を紹介
Coincheck(コインチェック)
名称 | CoinCheck(コインチェック) |
取り扱い仮想通貨 | 17種類 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引量 | 500円 |
ホームページ | 公式サイトへ |
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン (ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
コインチェックは大手証券会社マネックスが運営している取引所で、公式ページとスマートフォンアプリの使いやすさとセキュリティの高さが評判です。
コインチェックは初心者にも使いやすい設計がされているのが特徴で、国内ではコインチェックしか取引できないアルトコインや、NFTも取引できます。
- 国内でコインチェックしか取引できないアルトコインがある
- 最低取引額は500円から可能な優しい設計
- アルトコインの積立投資ができる
DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
名称 | DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
取り扱い暗号資産 | 20種類(レバレッジ取引含む) |
取引手数料 | 無料(BitMatchを除く) |
最低取引量 | 0.0001BTC |
ホームページ | 公式サイトへ |
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(NEM)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- クアンタム(QTUM)
- オーエムジー(OMG)
- エンジンコイン(ENJ)
- テゾス(XTZ)
- ゼム(XEM)
- QTUM(クアンタム)
- シンボル(XYM)
DMM BitcoinはDMMグループが運営している取引所で、セキュリティの高さが評判です。
DMM bitcoinのメリットはアルトコインのレバレッジ取引ができ、レバレッジ取引の取扱銘柄も日本一です。
アルトコインは現物取引でも大きな価格上昇をするため十分ですが、レバレッジ取引をすることでより大きな利益を狙えます。
ただ、レバレッジ取引はその分リスクも高まるので注意です。
GMOコイン
名称 | GMOコイン |
取扱い仮想通貨 | 22種類 |
取引手数料(取引所現物) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
取引手数料(販売所) | 無料 |
最低取引量 | 0.0001BTC (販売所におけるBTCの最小注文数量) |
ホームページ | 公式サイトへ |
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(NEM)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- オーエムジー(OMG)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- アトム(ATOM)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
- メイカー(MKR)
- カルダノ(ADA)
- ダイ(DAI)
- チェーンリンク(LINK)
- FCRコイン(FCR)
- ドージコイン(DOGE)
GMOコインは国内で唯一、各種手数慮やすべて無料の取引所です。国内で最も安く仮想通貨を取引できます。
ATOMやMKRなど、将来性に期待できる銘柄が多く取引でき、保有しているだけでステーキング報酬を受け取ることができるサービスにも対応しています。
GMOコインの評判や口コミを基に口座開設するべきか解説【怖い部分アリ】
アルトコインのおすすめまとめ
今回は今年注目のアルトコインについてまとめました。
- アルトコインの銘柄選定はビジョンの明確化やコミュニティの強さ
- 今年注目のアルトコインは「イーサリアム」が代表的!
- アルトコイン取引はリスクが高いことも理解が必要
- アルトコインのおすすめ取引所はGMOコインがおすすめ
アルトコインで最もリスクを抑えて将来性に期待できるのはイーサリアムです。イーサリアムはすでに時価総額2位まで上り詰めており、他のアルトコインが追い付けないようなところまで来ています。
イーサリアムは国内取引所の多くで取引できるため、購入してみましょう。