仮想通貨Dego Finance(DEGO)とは?特徴と今後の予想・見通しを解説

Dego Financeとは 仮想通貨

「Dego Finance(DEGO)に投資するか迷っているんだけど、どんな特徴があるんだろう?将来性なども教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。

Dego Finance(DEGO)はNFTとDeFiの両方に関連する仮想通貨であり、2021年に入ってNFT関連銘柄が軒並み高騰する中で、年初の価格と比較して一時60倍以上も急騰しました。

今回はDego Finace(DEGO)について特徴や今後の見通しや購入できる取引所まで解説していきます。

本記事でわかること
  • Dego finance(DEGO)とは?その特徴は?
  • Dego finance(DEGO)のこれまでの価格推移と今後の見通し
  • Dego finance(DEGO)は買うべき?デメリットやリスクも解説

ちなみにDEGOはDego Financeに使われるガバナンストークンです。

仮想通貨のDego Finance (DEGO)とは?

DEGO
通貨(トークン)名 Dego Financeトークン/DEGO
ティッカーシンボル・単位 DEGO
現在の価格(2021年3月時点) 約252円
時価総額(2021年3月時点) ¥2,197,802,186.50
時価総額ランキング(2021年3月時点) 676位
公式サイト Dego Finance公式サイト

Dego Financeは、DeFi(分散型金融)とNFT両方の要素を持つブロックチェーンプラットフォームです。

DeFiエコシステムの開発やNFTの発行などを行え、NFTを使ったマイニングを行えたりDeFiのに流動性を提供してDEGOを稼げたりします。

Dego Financeの特徴を解説していきます。

Dego Finance (DEGO)の特徴

Dego Finance(DEGO)の特徴は以下の3つです。

Dego Finance(DEGO)
  • 仮想通貨を預けてDEGOを稼ぐことができる
  • NFTを買うことでマイニングをおこなうことができる
  • 複数のブロックチェーンを利用して構築されている
1つずつ解説していきます。

仮想通貨を預けてDEGOを稼ぐことができる

Dego FinanceではDEGOやUSDTなどの仮想通貨を預け入れて流動性マイニングを行い、報酬としてDEGOを受け取ることができます。

流動性マイニングとは

流動性マイニングとは、イーサリアムDiFi(分散型金融)などに流動性を与えるために自身の仮想通貨を預けて、その対価としてスワップ手数料を得られる仕組みのこと。

金融機関にお金を貸して、その金利で稼ぐ仕組みのようなもの。

DEGOでは、イーサリアムのDEX(分散型取引所)であるUniswapなどに流動性を提供するためにユーザーから仮想通貨を集め、仮想通貨を提供すると対価として独自通貨であるDEGOがもらえます。

わざわざDEGOで流動性マイニングをしなくても自分で直接Uniswapで流動性マイニングを行え、そちらの方が手数料を多くもらえます。

ではUniSwapで行った方がよいのになぜDego Financeをつかうのかというの、以下の通りです。

  • 報酬がETHなどの主要な仮想通貨ではなくDEGOなので、価格上昇しているときであればDEGOをもらった方が稼げる

DEGOの価格が高騰していればより多くの利益を得ることができ、逆にDEGOの価格が下がっていればETHでもらうよりも利益が少なることも考えられます。

NFTを買うことでマイニングをおこなうことができる

Dego FinanceではNFTマーケットプレイスで、NFTをETHで買い、NFTでマイニングをしてDEGOを得ることができます。

ETHを使って購入するので、実質ETHで流動性マイニングをおこなっているとも言えるのですが、預けるのではなくNFTを購入しているので原資となったETHは返って来ません。

ただ、その分先ほどの流動性マイニングよりDEGOの還元率が高めになっています。

また、NFTには、プラチナ、ゴールド、シルバーなどのレアリティが設定されており、レアリティが高いものほど値段が高く、マイニングの効率も高いです。

複数のブロックチェーンを利用して構築されている

Dego Financeは現在イーサリアムとバイナンススマートチェーンの2つのブロックチェーン上に構築されています。

そのため、DEGトークンは2種類あります。

  • イーサリアムの規格を使ったERC20トークン
  • バイナンススマートチェーンの規格を使ったBEP20トークン

将来的には、ポルカドットのブロックチェーンも利用する計画となっています。

複数のブロックチェーンにつながると以下のメリットがあります。

  • 複数のブロックチェーンでのユーザー確保につながる
  • イーサリアムの高騰しているGAS代(取引手数料)を回避・軽減できる
  • さまざまなチェーンのプロジェクトを利用できる

どのブロックチェーンも大手なので、DEGO Financeの安全性は確保できているでしょう。

Dego Finance (DEGO)の現在の評価と価格急騰の要因

Dego

上の画像はDEGO/USDT(テザー)チャートです。

DEGOは2020年9月にローンチされ、3月には一気に急騰しました。

2021年1月の始値が約0.55USDT、3月14日につけた最高値が約34.2USDTなので、わずか2か月強で一時60倍以上にまでなったことになります。

急騰の要因は、次の3つだと見られています。

DEGOの主な急騰要因3つ
  • NFT関連銘柄に対する注目度の上昇
  • 仮想通貨全体への投資熱増大
  • NFT関連銘柄に対する注目度の上昇

Dego Financeが単体で何か価格に対する好影響をもたらしたわけではなく、2021年前半からNFT関連銘柄全体に注目が集まったためと考えられます。

実際にDEGOに限らず以下の銘柄も同じタイミングで上昇しています。

  • エンジンコイン
  • チリーズ
  • REVV
  • SAND

また、ビットコインなどの主要な通貨は、NFT関連銘柄よりもはやい2020年後半から高騰しています。

そのため主要な仮想通貨が高騰して多くの投資家が新たな投資先を探そうとするタイミングがDEGOを含むNFT関連銘柄に注目が集まるタイミングが重なり、結果的にDEGOの60倍以上もの急騰を生み出したのでしょう。

現在は特に見新しいニュースなどは少なく、200円台を推移しています。(2022年6月8日時点)

Dego Finance (DEGO)の今後の予想・見通し

Dego Financeの今後の身通りはポジティブ・ネガティブの両方の観点があります。

Dego Financeのポジティブ要素
  • NFT全体への期待・注目が高まっている
  • メタバースへの参入

NFTは現在、仮想通貨を深く触っている人のみ利用されていて、Dego Financeにとって今の状況はまだまだ先行投資の段階です。

実用化が進めばNFT関連銘柄の需要も大きくなり、価格もさらに伸びていく可能性を秘めています。

また、Dego Financeは2021年9月からメタバース関連のプロジェクト「D-Verse」を開始しており、2022年はD-Verseの開発を進めることをロードマップで提示しています。

メタバースは今後2030年には6,788億米ドルになるとも言われているため、メタバースの市場規模に合わせてDego Financeも成長すると期待できます。

Dego Financeのネガティブ要素
  • 時価総額が低く、需要が小さい
  • 第三者による情報や評価が少ない

Dego Financeは2022年6月8日時点で2,197,802,186.50円ほどしか時価総額がなく、同じDeFiのUniSwapは491,465,598,200円と大きな差があります。

他の仮想通貨と比較して見ればまだまだ数ある草コインのひとつ、ニッチな投資対象のひとつに過ぎません。

また時価総額の低い仮想通貨は、保有者が少ないため流動性が低く、価格の変動幅も大きいという特徴があります。

また、Dego Financeは第三者による情報や評価が少ないです。

現在はCoindeskやCoinpostなど仮想通貨関連のニュースを専門に扱うメディアが複数存在していますが、それらのニュースメディアからDego Financeについての新規の情報がほとんど上がってきません。

Dego Finance自体がニッチでメディアが取り扱わないのか、ニュースにするほど目新しい話題がないのかは定かではありませんが、

  • Dego Financeが新たにどんな事業を進めているのか
  • メディアやアナリストがDego Financeをどのように捉え、評価しているのか

こういった情報が見えにくいため、現状は他の主要な仮想通貨やNFT関連銘柄と比べて、なかなか投資対象として扱いづらい状況にあります。

Dego Finance (DEGO)は買うべき?

Dego Finance(DEGO)は、2021年に入ってNFT関連銘柄のひとつとして注目を集め、急騰しました。

ただ、以下の懸念事項があり、あまり推奨はしません。

  • 時価総額が低く、現状は数ある草コインのひとつに過ぎない
  • メディア(第三者)からの情報や評価が少ない
  • 取り扱っている取引所が少なく、需要が小さい

時価総額や取引所の取扱が少ないとトークンの需要が低く、DEGOへの投資はハイリスクハイリターンになる可能性が高まります

またNFT関連銘柄に投資したいのであれば、エンジンコインやThe Sandboxなどの

  • 時価総額が比較的高く、より安定している
  • メディア(第三者)からの情報や評価を随時チェックすることができる
  • 活発に開発や事業展開を進めていることが、一見してわかる
  • 取り扱っている取引所が多く、需要が大きい

比較的、今後の成長性が見えている銘柄を選びましょう。

あえてハイリスクハイリターンな投資にチャレンジしたいという方は、万が一失ったとしても支障ない余剰資金での投資をおすすめします。

Dego Finance (DEGO)を購入できる取引所

Dego Finance(DEGO)は2022年3月現在、国内取引所では取り扱われておらず、海外取引所も扱っている場所は少ないです。

取引所以外では、イーサリアムのDEX(分散型取引所)であるUniswapでも取り扱われています。

DEGOを購入できる海外取引所
  • Binance
  • KuCoin
  • Hobit
  • MXC
  • Bithumb Global
  • Hoo.com
  • Gate.io

な海外取引所を利用する際は日本円での取引ができないので、DEGOを購入するには次のような手順を踏む必要があります。

海外取引所でDEGOを購入する方法
  1. コインチェックなどの国内取引所で、ビットコインを購入する
  2. 海外取引所にビットコインを送金する
  3. ビットコインでDEGOを購入する

海外取引所でDEGOを購入したい場合は円が使えないことによって、国内取引所よりも購入までの手間が多くなります。

また、海外取引所は日本の金融庁の認可外であり、何かトラブルが発生してもあくまで自己責任となりますので、利用の際は十分に注意してください。

NFT関連投資をするならコインチェック

DEGOへの投資はやめたけど他のNFT銘柄やDeFi銘柄を購入したいという方はコインチェックで行いと良いでしょう。

コインチェックのおすすめポイントは次の3つです。

コインチェックのおすすめポイント3つ
  • NFT関連銘柄のエンジンコインを取り扱っている
  • 金融庁の事業者登録を受けている国内取引所だから安心
  • 円建てで少額(500円)から購入できる

コインチェックはNFT関連銘柄のエンジンコインを取り扱っている、国内では数少ない取引所のひとつです。

また、コインチェック内ではNFTマーケットも展開しており、人気NFTプロジェクトの1つである「The Sandbox」の土地を購入できます。

コインチェック(Coincheck)のNFTマーケットとは?始め方や使い方を解説!

同じくNFT関連銘柄である、

  • 「チリーズ」を発行するChiliz社
  • 「REVV」を発行するAnimoca Brands社
  • 「SAND」を発行するThe Sandbox社

とも業務提携しているため、上記NFT関連銘柄もコインチェックからの上場を期待されています。

国内取引所であるコインチェックは海外取引所とは違い、日本の金融庁の事業者登録を受けているので安全性が高いです。

また、コインチェックではどの仮想通貨も円建てで購入できます。

そのため、先ほど海外取引所の利用方法で紹介したように、一度ビットコインやUSDTを購入するような手間がかかりません。

また、500円という少額から購入できるので、投資初心者でも手軽に仮想通貨投資を始めることができます。

Dego Finance (DEGO)の今後の予想・見通しまとめ

今回はDego Finance(DEGO)について解説しました。

本記事のまとめ
  • DEGOはNFTやDeFiの関連銘柄の1つ
  • DEGOはNFT関連銘柄のひとつとして注目を集めて急騰したものの、いまだニッチな草コインのひとつ
  • 今後はメタバースにも参入する予定
  • DEGOへの投資はハイリスクハイリターンになる可能性がある

Dego Finance(DEGO)は、2021年2月頃から高騰し、年始の価格から一時60倍以上にまで膨らみました。

ただ、価格の低い草コインなのでとても時価総額が高い成長した銘柄とは言えず、DEGOへの投資はハイリスクハイリターンなギャンブル性の高いものになりがちです。

NFT関連銘柄に投資するなら、より時価総額が高く、利用実態や開発状況などの情報にも透明性があって納得して投資できる銘柄を選びましょう。

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