仮想通貨FLR(Spark/スパークトークン) とは?価格予想や上場予定を解説

FLRとは 仮想通貨

「Sparkトークンに投資したいんだけど、上場していないからどう投資すればいいの?Sparkトークンの今後の価格や特徴を教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。

Sparkトークンは2021年10月12日に国内取引所で一斉にSpark(FLR)トークンのエアドロップについての発表が行われました。

XRPの保有量に対して付与される予定で、Spark(FLR)トークンのエアドロップは2023年の6月12日に実施される予定となっています。

Sparkは、XRPレジャー上にスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト「Flare Networks」が開発を行っているプラットフォームです。

本気時ではSparkトークンについて解説していきます。

本気時で分かること
  • Spark(FLR)は独自のコンセンサスメカニズムを採用するスマートコントラクトプラットフォーム
  • XRPと提携しており、XRPのスマートコントラクト実装を目指している
  • 2023年6月に20年12月時点でXRPを保有していた利用者を対象にエアドロップを予定している
  • 上場後の価格は上場直後は下がるが、その後はXRPやsAppsの影響を受けて上昇することが予想される
  • 2023年以降購入する場合はコインチェックなどの国内取引所で購入することが可能

Spark(FLR)トークンの配布の条件は2020年時点でXRPトークンを保有していた方に限られます。

もしこれからSparkトークンを購入したいと考えている方は、本記事を読んでSparkトークンの特徴を見て2023年以降に購入するか考えておきましょう。

Sparkトークン(FLRトークン/FLR)が2023年にエアドロップされる

Flare Networksは2020年8月にFLRトークンをXRPと1:1で発行し、XRPの保有者に対して付与することを表明しました。

国内では2023年6月12日までにFlare Networksが日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に上場承認されることを条件に、2020年12月12日時点でのXRPの保有量に応じてFLRトークンが付与されます。

そのため、エアドロップで手に入らないから購入できないわけではなく、エアドロップの保有者と同じタイミングで保有できます。

もらえる仮想通貨取引所

FLRトークンを、もらうことができる国内取引所は次の通りです。

  •  コインチェック
  • bitFlyer
  • DMM Bitcoin
  • ビットバンク
  • BITPoint
  • Liquid by Quoine
  • SBI VC トレード
  • フォビジャパン
  • Xtheta
  • ディーカレット
  • BITMAX
  • その他一社

FLRトークンがエアドロップでもらえる条件

FLRトークンは、2023年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に上場承認された場合、提供予定の国内取引所を通してXRP保持者に分配されます。

分配されるトークン量は2020年12月12日の日本時間午前9時時点におけるXRP保有量に基づいています。

FLRトークンはFlare Networksのネットワーク実装後、まずXRP保有量の15%相当が付与され、その後残りの85%のトークンは25〜34ヶ月の期間にわたり、毎月平均3%ずつ付与されます。

FLRトークンのエアドロップ(付与)は2020年にXRPを保有していた人に限られます。

仮想通貨Spark(FLR)ってどんなトークン?

仮想通貨名 Spark(FLR)
シンボル FLR
価格 未上場のため不明
時価総額 未上場のため不明
時価総額順位 未上場のため不明
取扱い取引所 2023年6月以降国内取引所で取り扱い予定
公式サイト https://flare.xyz/

Spark(FLR)はFBAというコンセンサスアルゴリズムを採用するプラットフォームです。

FBAはスケーラブルで、経済的なインセンティブがないのでネイティブ・トークンに依存しない安全性や低い取引コストを誇っています。

また、アバランチという高速処理能力を備えているプロコトルも採用しており、スパークはスケーラブルで高速な処理能力を実現しています。

仮装通貨Spark(FLR)の特徴4選

Spark(FLR)はリップル社と提携しており、XRPにスマートコントラクトを実装することを目指しています。

また、アルゴリズムステーブルコイン(F-Assets)を発行していることにも特徴があり、詳しく解説していきます。

RippleやLTC、XLMと提携している

Spark(FLR)はXpringというRippleの投資部門がから出資を受けている他、LiteCoinや Terraの創業者や複数のクリプト系事業者から、合計1130万ドルを調達しています。

また設立後、2019年にリップルにスマートコントラクトを実装することを目的にリップルの投資部門のXpringと提携しました。

また、さらにLTC(ライトコイン)やXLM(ステラ・ルーメン)への統合も発表していて、注目を集めています。

独自のコンセンサスアルゴリズムFBAを採用している

Spark(FLR)は自身のネットワークにFBA(Federated Byzantine Agreement)というコンセンサスアルゴリズムを適用しています。

PoWやPoSなどのコンセンサスアルゴリズムでは、ブロックチェーンのトランザクションの承認に経済的なインセンティブを必要としますが、FBA(Federated Byzantine Agreement)は経済的なインセンティブを必要とせず、またスケーラビリティも担保します。

アルゴリズムステーブルコイン(F-Assets)を発行している

Spark(FLR)はF-Assetsというアルゴリズムステーブルコインを発行しています。

F-AssetsはSpark(FLR)のトークンであるFLRに価格が裏付けされた仮想通貨連動型のトークンです。FLRはまだ価格が付いていないのでステーブルコインとしてしっかり機能するかはわからず、最初は安全性を見て起きた方がよいでしょう。

現在XRP、DOGE、LTC、STRの四つの仮想通貨のステーブルコインの発行が予定されており、FXRP、FDOGE、FLTC、FSTR、という名前で発行される予定です。

F-Assetsは連動対象となる仮想通貨のプールに応じてその発行量が決められます。

発行する際は、プールされている仮想通貨の量に応じてFLRの担保量が決定され、賃借する形で発行されます。

発行されたF-Assetsはプラットフォーム上でDeFiやDappsなど、通常のステーブルコインと同じようにサービスで利用することが可能です。

機関投資家向けのDApps(分散型アプリ)も提供している

Spark(FLR)は最初のDeFiアプリとなるFlare Finance(フレアファイナンス)を展開しています。

Flare Finance(フレアファイナンス)

Flare Finance(フレアファイナンス)は機関投資家向けのDeFiサービスです。

トレーディングや保険、クロスチェーンブリッジ、ローンなど6種類もの投資家向けサービスを提供しています。

また、独自のトークンも発行しており、ガバナンストークンとして機能します。

仮想通貨Sparkのこれまでの価格動向

Spark(FLR)はまだ取引所に上場していません。

よって、これまでの価格動向に関する情報は得られませんでした。

※Poloniex、Bitrue、Giottusなどの海外取引所ではIOU取引を行っています。(IOU取引とは実際のトークンではない代替物を特定の取引所内のみで行う取引です。)

Spark(FLR)の今後の価格予想【将来性】

Spark(FLR)は上場後、どのような価格変動となるでしょうか。まだ取引所に上場していないので難しいですが、大まかな予想をしていきます。

上場後はエアドロップ保有者の売り圧が強め

2023年に予定している上場の直後は価格が下落する可能性があります。

なぜなら、XRPの保有者がFRLトークンの受け取り後、すぐに取引所でトークンを販売する可能性があるからです。それが売り圧に繋がります。

また、上場直後は取引高や流動性が低いため、価格が硬直して上昇しにくいという要因もあると考えられます。

価格が落ち着いた後はXRPの価格の動きに合わさる可能性アリ

SparkはXRPのスマートコントラクトの実装を目指しているので、上場直後の下落が落ち着いた後は、XRPの価格の上下に影響を受けることが考えられます。

ただ、SparkのFLRトークンは草コインの1種になるため、基本的にボラティリティは高く、低推移していると考えてよいでしょう。

DeFiなどdAppsの提供サービスによって価格に影響がある

Spark(FLR)はdAppsのプラットフォームを提供しているため、dAppsのニーズの高まりに影響を受ける可能性があります。

DeFiやdappsの人気度は徐々に高まっていますが、有名なプロジェクトになるのはごく一部です。SparkがどのようなDeFiなどを提供するかも注目しておきましょう。

仮想通貨Spark(FLR)の上場が待てない方はどこで買える?

Spark(FLR)購入したい場合は、2023年の国内取引所への上場を待ってから国内取引所で購入することがおすすめです。

また、上場が待ちきれないという方はPoloniex、Bitrue、Giottusなどの海外取引所で行われているIOU取引を行うことができます。

IOU取引とは実際のトークンではない代替物を特定の取引所内のみで行う取引です。

海外取引所でSpark(FLR)のIOU取引を行う際は国内取引所で取引ペアを購入し、海外取引所に送金して取引を行うようにしましょう。

仮想通貨Spark(FLR)に関してよくある質問3選

ここではSpark(FLR)のエアドロップを中心によくある質問に答えていきます。

  •  FLRトークンのエアドロップは誰が貰える?
  • トークンはどのように分配される?
  • Sparkトークンのエアドロップ受け取り方法は?

1つずつ解説していきます。

 

FLRトークンのエアドロップは誰が貰える

Ripple Lab関係者など、一部の元Ripple社関係者意外の全ての仮想通貨XRP保有者が対象となります。

トークンはどのように分配される?

1000億枚のSparkトークンが発行され、そのうち450億枚がXRP保有者に分配される予定です。

残りの550億枚のうち、250億枚がFlare Networks Ltd社に分配され、残りの300億枚はFlare財団に分配される予定となっています。

Sparkトークンのエアドロップ受け取り方法は?

XRPを取引所ではなく個人で保有・管理している場合、XRP LedgerアドレスのMessage Key FieldにFlareアドレスを設定することで受け取ることが可能です。

受け取り手順
  1. イーサリアムに対応可能なアドレスを作成
  2. アドレスの最初にの「0x」を消去し、アドレス内の文字を全て大文字にする
  3. アドレスの最初に「02」と24個の「0」(ゼロ)を追加する
  4. 3で作成したアドレスをXRP Ledgerアドレスに設定する

個人アドレスでの受け取りでは、スナップショットから6ヶ月以内に設定する必要があるため、期限を過ぎないよう注意しましょう。

仮想通貨Spark(FLR)は2023年に上場を控える注目の通貨

今回はSpark(FLR)について解説しました。

Sparkは、XRPレジャー上にスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト「Flare Networks」が開発を行っているプラットフォームです。

DeFiを提供したりステーブルコインを発行したりしています。

本気時のまとめ
  • Spark(FLR)はFBAをコンセンサスアルゴリズムとして採用するスマートコントラクトのプラットフォーム
  • Rippleと提携しており、XRPのスマートコントラクトを実装することを目指している
  • 2023年6月に12の国内仮想通貨取引所へのエアドロップを予定しており、2020年の特定時期にXRPを該当取引所に保有していた利用者はほとんど全員に付与される
  • 上場後の価格は一時下がる可能性があるが、XRPやdAppsの人気の高まりを受けて上昇する可能性がある

FLRトークンは2023年に国内取引所で上場される予定なので、購入したい方はエアドロップ保有者の売り圧をよく見てから動くとよいでしょう。

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