「草コインに投資して一攫千金をしたいんだけど、おすすめの草コイン銘柄を教えてほしいな。できるだけリスクが低い銘柄が知りたい」と悩む人も多いでしょう。
草コインは長期的な価格上昇には期待できませんが、高騰すれば大きな利益が期待できるとされており、投資家の間でも注目されているコインなのです。
本記事では草コインで暴騰したケースや、おすすめの草コイン、草コインの買い方、これから上昇する草コインの条件を解説しますので、是非最後まで読んでみてください。
- 草コインはアルトコインの中でも知名度が低く、価値が低いコインのこと
- 価格が低いため大量に通貨を保有することができる
- 過去には10万倍を超える草コインもあり、億万長者も可能
- ただ、銘柄選定は難しくリスクも高い
草コインとはそもそもなに?
初めに「草コインとはそもそも何か」について解説をしていきます。
- 時価総額や取引量が低いアルトコイン
- 流動性が少ないため、購入しても売れない可能性がある
- 価格が暴騰する可能性があるが長期投資には向いていない
草コインとは時価総額が低く、他の主要仮想通貨に比べて投機性の高い通貨を指します。
実際に価格が低い通貨となりますので、大量に保有することで価格が上昇したときに大きな利益を得ることが可能です。
過去に1万倍を超える上昇を記録した通貨もありますので、非常に夢のある取引方法であることは事実です。
ただ、1万倍を超える上昇をするということはその分すべて下落するリスクもあります。
草コインは分散投資をする意味がなく、1つの銘柄に絞って投資する方が安全です。なぜなら、ほとんどの草コインは下落する傾向が似ているため、リスクヘッジにならないからです。
草コインが価格高騰したケースを紹介
実際に草コインで高騰した例を見ていきましょう。
2017年にXPの価格が10万倍の上昇
1つ目に紹介するのはXPと言われる仮想通貨です。
様々なイベントを達成したときに配布されるという目的で開発され、日本人のコミュニティに多く支持されていました。
コミュニティ強い草コインは一定の買い圧力があるため価格上昇しやすく、2017年1月に1XP=約0.0000000458USDだったのが、2018年1月には約0.00525USDという約11万倍にまで暴騰しました。
ただ、草コインなのでそのあとは暴落しています。
2021年にSHIBの価格が約50万倍に上昇
2021年1月時点では0.0000000076ドルの価格で推移していた SHIBA INU(SHIB) というコインですが、2021年10月の価格変動で約50万倍にまで上昇しました。
価格上昇の要因は、イーロン・マスク氏のツイート投稿が影響したと言われています。
ミームコインはイーロンマスク氏によるツイートや言動で価格が動きやすく、ミームコイン投資は著名人の発言を重視しておくとよいでしょう。
草コインのおすすめ銘柄ランキング
2022年注目されている草コイン通貨を一気に紹介します。
アイオーエスティー(IOST
通貨名 | IOST |
現在レート(1通貨) | ¥1.6 |
時価総額(2022年9月) | ¥31,320,256,732 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
公式ホームページ | https://iost.io/ |
IOSTはクレジットカードのように高性能な処理能力を持ち、さらにスマートコントラクトを利用したブロックチェーン技術で様々な技術に活用することを目指しています。
スマートコントラクトにはJavaScriptが採用されており、仮想通貨を触ったことがないエンジニアが使えるため技術的な障壁が低いと見られています。
ただ、逆に言うと参入障壁が低いため、他のプロジェクトとの差別化がしいというデメリットもあると理解しておきましょう。
価格は過去に既に高騰しており、10倍を超える驚異的な上昇を記録しています。
その後の価格は低迷を続けますが、2021年1月頃からIOSTの価格が上昇してきており、2021年2月にも価格上昇が続きました。
ただ、長期的な将来性は見込めないので、短期投資を前提に投資しましょう。
エンジンコイン(ENJ)
通貨名 | Enjin Coin(ENJ) |
現在レート(1通貨) | ¥65 |
時価総額(2022年9月) | ¥65,772,781,482 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
公式ホームページ | https://enjin.io/ |
Enjinは2009年頃に運営開始したオンラインゲームのプラットフォームでエンジンコインはEnjin内のオンラインゲーム内の売買で使えるコインです。
EnjinはMicrosoftと協業したことがあり、技術者向けの報酬システムにEnjinのブロックチェーン技術が採用され、これによりエンジンコインは価格が約2倍になりました。
2021年1月にはコインチェックにも採用され、2月11日には価格が約1.5倍に跳ね上がりました。
エンジンコインは他の草コインと比べると値動きが低いですが、その分安定感と将来性が見込める仮想通貨になります。
ベーシックアテンショントークン(BAT)
通貨名 | Basic Attention Token(BAT) |
現在レート(1通貨) | ¥41 |
時価総額(2022年9月) | ¥62,482,113,358 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
公式ホームページ | https://basicattentiontoken.org/ja/ |
BATは「brave」というWebブラウザで利用されるトークンです。
「brave」では広告がブロックできるブラウザとして普及していますが、ユーザーが「brave」をダウンロードし、広告を閲覧をすることでBATを報酬としてもらうことができます。
そのため、BATを購入しなくともBATに投資でき、草コイン投資の中でもリスクを抑えて大きな利益を狙えます。
また、Google Chromeと比べても3倍の読み込みスピードを記録しており、使い続けても重くならないためYouTubeや他のブラウザの課題を解決できるでしょう。
また、クッキー等のデータを保存されないようになっているため、使い続けることで重くなってしまう現象を防ぐことが可能です。
メイカー(MKR)
通貨名 | Maker(メイカー)/MKR |
現在レート(1通貨) | ¥85 |
時価総額(2022年9月) | ¥83,170,786,591 |
購入可能な取引所 | bitbank GMOコイン |
公式ホームページ | https://makerdao.com/ja/ |
メイカー(MKR)は、ステーブルコインのDAIの発行を行うプラットフォームの総称、MKR通貨を指す言葉です。
メイカーの保有者は以下の仮想通貨を担保にしてDAIの発行ができます。
- ETH
- WBT
- CLINK
- UNI
- MATIC
- YFI
また、分散型のガバナンスを採用している面も特徴で、分散型のステーブルコインとしては高いシェア率を誇ります。
ただ、担保としている通貨が仮想通貨なので法定通貨を担保としているUSDTやUSDCよりかは安全性に欠ける部分がありますが、現在は安定して運営されています。
今後DefiやNFTが伸びていけば、需要が高まり普及していくと予想されます。
アトム(ATOM)
通貨名 | ATOM(アトム) |
現在レート(1通貨) | ¥1,923 |
時価総額(2022年9月) | ¥550,761,317,130. |
購入可能な取引所 | GMOコイン |
公式ホームページ | https://cosmos.network/ |
アトム(ATOM)は、Cosmosというブロックチェーン上で取引される仮想通貨です。
Cosmosは「インターネット・オブ・ブロックチェーン」を掲げているプロジェクトで、誰でも簡単にブロックチェーンの開発や利用ができる世界を目指しています。
また、cosmosはブロックチェーン同士を繋いで相互運用しサーバーへの負荷を下げることが可能で、スケーラビリティ問題を解決できます。
ブロックチェーンの相互運用は今後ブロックチェーン業界が一般層へ普及していくのに欠かせない分野で、似たプロジェクトのポルカドットも伸びています。
同じ分野でも伸びているプロジェクトがいくつもあるため、将来性にも期待できるでしょう。
ニアー(NEAR)
通貨名 | NEAR(NEAR Protocol/ニアプロトコル) |
現在レート(1通貨) | ¥521 |
時価総額(2022年9月) | ¥410,892,033,910 |
購入可能な取引所 | 海外仮想通貨取引所 |
公式ホームページ | https://near.org/ |
NEAR(NEAR Protocol/ニアプロトコル)は、イーサリアムの代替としてdAppsの運用が可能なプラットフォームを提供するプロジェクトです。
他のブロックチェーンと比べてシャーディング技術を利用しているため取引の処理速度が速く、相互運用性が高いため、従来のブロックチェーンの課題を解決できるブロックチェーンとなります。
NEARはイーサリアムが将来的に実装すると発表しているシャーディングをすでに実装しており、イーサリアムとの接続も可能な「rainbow」というブリッジ機能が搭載されています。
NEARはSolanaやAvalancheなど、イーサリアムのライバルとなるレイヤー1ブロックチェーンの部類に入り、競争性の高い分野なので開発に期待できます。
サンド(SAND)
通貨名 | SAND(The Sandbox) |
価格(2022年9月現在) | ¥178 |
時価総額(2022年9月現在) | ¥177,229,268,970 |
購入可能な取引所 | Coincheck(コインチェック) |
公式ホームページ | https://www.sandbox.game/jp/about/sand/ |
仮想通貨SANDは、The Sandboxというゲーム内で使える仮想通貨のことです。
The Sandboxはメタバースプロジェクトの中でもトップクラスに注目されているプロジェクトで、草コインでありながらも長期的な成長に期待できる仮想通貨です。
The Sandboxは、ゲーム内にデジタルの土地を持ち、その土地で新たなゲームを作る事ができるという、革新的なアイディアで開発されている事から注目度が高まっています。
ゲームのリリース前からメタバースプロジェクトの時価総額トップ3に入る注目度を持ち合わせており、スクエアエニックスとも提携としています。
アスターネットワーク(ASTR)
通貨名 | アスターネットワーク(ASTR) |
価格(2022年9月現在) | ¥5 |
時価総額(2022年9月現在) | ¥18,134,880,295 |
購入可能な取引所 | 海外仮想通貨取引所 |
公式ホームページ | https://www.stacks.co/ |
ASTRは、2022年1月17日にメインネットを立ち上げたばかりの比較的新しい仮想通貨です。
日本発のブロックチェーンで、スマートコントラクト機能やブロックチェーン同士の接続機能、高いセキュリティなど、さまざまな機能に優れています。
草コインの購入方法・買い方2選
草コインの購入方法を詳しくまとめていきます。
国内の取引所で草コインを購入
草コインは国内取引所でも購入できる銘柄があり、GMOコインやcoincheckなど、取扱銘柄数の多い取引所での購入がおすすめです。
海外の取引所で草コインを購入
よりリスクは背負いますが、より大きい利益を狙いたい方は海外取引所でしか取り扱っていない銘柄を購入するのもアリです。
海外取引所は少し手間がかかりますが、BinanceやBybitなどで取引すると、詐欺のリスクを抑えて草コインに投資できます。
海外取引所は300種類以上の銘柄を取り扱っている取引所もあるため、草コイン投資にピッタリです。
将来性に期待できる草コインの特徴を公開
今まで高騰したデータを踏まえて、今後値上がりする可能性がある草コインの特徴をまとめていきます。
開発の進捗が公開されている
1つ目のポイントは、プロジェクトの開発進捗が公開されており、公式サイトにホワイトペーパーやロードマップの情報が記載されているかどうかです。
ホワイトペーパーやロードマップが記載されていると、今後どのような開発がされ、プロジェクトが進んでいくのか理解できます。
これらがないと将来性を予想しにくく、記載されていないプロジェクトは詐欺の可能性もあるでしょう。
開発者がSNSで活発に動いている
アルトコインの中には公式サイトやSNSで開発の進捗を公開しているものがあります。
現在の開発の状況をしっかりとユーザーに明確にすることで、そのアルトコインはユーザーから安全なものと認識され、取引量も増えます。
また、アルトコインを推すコミュニティの強さも重要です。コミュニティが強ければ、価格を押し上げてくれます。
コミュニティが強い
草コインにおいて、コミュニティの強さは価格を押し上げる要因となります。
多くはdiscordなどを活用して、情報の交換や開発情報の進捗を共有しています。
ミームコインは中でもコミュニティの強さが目立っており、ミームコインの将来性を信じる投資家が新規投資家を呼び込み、買い圧力となるのです。
また、コミュニティに入っている投資家は基本的に長期目的で投資しているため、短期的な売り圧が少なく高騰しやすいもの特徴になります。
どんな課題を解決するかが明確
課題を解決できないプロジェクトに存在価値はないので、草コインが将来的にどんな課題を解決し、それは世界にとって必要なことなのか考えることは重要です。
そして、課題の解決や将来的な必要性は公式サイトのホワイトペーパーやロードマップに記載されている場合が多く、草コイン投資をする際は読んでおくべきでしょう。
過去に価格が高騰していない銘柄
すでに価格高騰している草コインは、今後同じような暴騰が起こらない可能性があります。
投資するのであればまだ価格高騰が起きていない草コインに投資した方が起こりやすく、他の投資家も同じように考えるので買われやすいです。
ただ、インフルエンサーによる煽りには注意が必要です。彼らは保有している仮想通貨が高騰するように将来性に希望を持たせますが、実際にはインフルエンサーが売りたいだけです。
煽りに流されず、まずどんなプロジェクトなのか見て将来性の判断を自分で行いましょう。
草コインのおすすめ銘柄-まとめ
本記事では、草コインの特徴や投資法、おすすめの草コインについて詳しく紹介していきました。
草コインは一歩タイミングを間違えれば大きな損失を被る投資ですが、銘柄選定をしたうえで投資すればリスクは抑えられ、100倍以上の価格上昇に期待できます。
100倍ならアルトコイン全体で起こりやすく、1万円を投資するだけで100万円になるのです。本記事で紹介した銘柄は期待できる銘柄ばかりなので、ぜひ参考にしてください。