「NFTゲームを始めてみたいけど、どんなゲームがおすすめなのかな?今後のNFT市場の将来性も教えてほしいな」と悩む方も多いでしょう。
NFTゲームは2021年に大ブームを引き起こし、稼いだ金額だけで言うと年間1億円以上稼ぐ人も続々と出ていました。
そこで、本記事では将来性に期待できるNFTゲームやNFTゲームの将来性などを解説します。
- NFTゲームとは、ブロックチェーン技術を応用して作られたゲーム
- 代替不可能なトークンであるNFTは、同じものが複製されることがない
- NFTゲームでは、収益化(お金を稼ぐこと)ができる
- 人気のNFTゲーム5選
- NFT市場の将来性は明かるのか
NFTゲームとは
NFTゲームの概要について説明します。
NFTゲームとは、仮想通貨に用いられているブロックチェーン技術を応用して作られたゲームで、「ブロックチェーンゲーム」とも呼ばれます。
NFTゲームの概要を抑えるには、まずNFTの概念を知っておく必要があるので解説します。
NFTとは
NFTとは、他に代替されることのないデジタルデータのことです。
NFTの技術をゲームシステムに応用することで、たとえばゲーム内で使用できるアイテム(NFT)の取引をする場合、それぞれのNFT固有の価値が取引されることとなります。
NFTが取引できるようになると、ゲーム内アイテムを売買してお金を稼ぐことができるようになり、ゲームで遊びながら生活できるのです。
NFTゲームの特徴4選
NFTゲームの特徴について、詳しく説明します。
ゲームをしながらお金を稼げる
NFTゲームの最大の特徴は、収益化が可能な点です。
ゲームアイテムは従来ゲーム内だけに使えるアイテムでしたが、NFT化すると違うゲームでも使えたりオリジナルの価値を持ったりするので、ゲームアイテムに値段が付きます。
また、ゲームアイテムを売却してお金を稼ぐだけでなく、ゲーム内で良い成績を収めることや、特定のミッションとクリアすることでも仮想通が付与されます。
NFTゲームは基本的に初期費用が必要になる場合が多く、初期費用でNFTのゲームアイテムを購入して始めます。
そのため、NFTゲームで稼ぐには新規流入のある人気ゲームを始めるとよいでしょう。
ゲームアイテムを違うゲームでも使える
NFTは、ゲーム内に依存せずに独立した価値を持っているため、特定のゲームで使えるNFTは互換性があれば他のゲームでも有効です。
たとえば、大人気のNFTゲーム「CryptoSpells」のカードの一部は、My Crypto Heroesなどの別のゲームに変換(NFTコンバート)することができます。
そして変換先のゲーム内で使用できるのです。
世界に1つのNFTが作れる
NFTは改ざんやコピーができないため、自分好みをアバターやキャラクターを作成すれば世界に1つだけのNFTになり、価値を持つ可能性もあります。
価値が付けばマーケットで売却でき、自分の作成したNFTが収益になるのです。
ゲームでチートができない
従来のゲームでは、チート行為(不正な手段による「裏技」を使ってゲームを有利に進める行為)が業界にとって大きな課題でした。しかし、NFTゲームにおいては、チート行為はほぼ不可能です。
なぜなら、ブロックチェーン上でなされるゲームの記録はブロックチェーン上にあり、プレイヤーが不正にプログラムを改ざんすることは基本的に不可能だからです。
チートはゲームバランスを崩し、ときにユーザーを減少させてしまうので、NFTゲームは健全なプレイ環境が整います。
NFTゲームの売買はCoincheck NFT(β版)がおすすめ
「Coincheck NFT(β版)」とは、仮想通貨取引所「コインチェック」が運営するNFTマーケットプレイスサービスです。
このNFTマーケットプレイスを通して、ユーザー同士でNFTと仮想通貨の交換(売買取引)ができます。
NFTゲームのNFTも「CryptoSpells」や「The Sandbox」が取引でき、特にThe Sandboxは時価総額世界トップ3に入る人気ゲームです。
コインチェック(Coincheck)のNFTマーケットとは?始め方や使い方を解説!
人気NFTゲームランキング4選
人気のNFTゲームをランキング形式で紹介します。人気のゲームは稼げる可能性が高く、詐欺のリスクも低く安全性も高いです。
The SandBox
ゲーム名 | The SandBox |
ゲームジャンル | オープンワールド |
公式HP | The SandBox公式サイト |
The SandBoxは、2022年後半にリリース予定のブロックチェーンゲームです。
従来のゲームのようにクエストや対戦といった明確な目的がなく、プレイヤー自身が自由に目的を決めて信仰していくゲームとなっています。
マインクラフトと仕組みや見た目が似ていますが、マインクラフトとは違いブロックになっている土地が売買できます。
- ゲーム内でSANDという仮想通貨が使える
- ゲーム内で土地を持ち、その土地で新たなゲームを作る事ができる
- 土地は売却して収益化できる
The SandBoxでは、独自の仮想通貨であるSANDが利用できます。
作ったゲームやジオラマを他のプレイヤーに提供したり、ゲーム内で作成したアイテムをNFTのマーケットプレイスに提供するなどして収益があげられる仕組みです。
また、バーチャル空間にもかかわらず、不動産の収入を得る事もできます。
今後はバーチャル空間で土地の貸し借りが頻繁に行われる可能性があり、現実世界のように繫栄した街ができるかもしれません。
その時に備えて今のうちから土地を持っておけば、将来の資産形成にもなるでしょう。
Sorare
ゲーム名 | Sorare |
ゲームジャンル | トレーディングカードゲーム |
公式HP | Sorareの公式サイト |
Sorareは、実際のサッカーの試合の戦績がゲーム上のスコアに反映されるファンタジーフットボールゲームです。
サッカーの試合の勝敗予想をしたり、どの選手が活躍するか予想したりし、予想が当たると報酬が得られます。
- 希少価値の高いカードは高値で取引ができる
- 現実のサッカーの試合とスコアが連動する
- 好成績を収めたものや上位のランカーになると、ETHやデジタルカードでの報酬が受け取れる
日本でも世界でも大人気のスポーツである「サッカー」が題材のゲームとなっており、NFTゲームに興味ある方からはもちろんのこと、国内外のサッカーファンからも大きな注目を集めています。
また、カードはNFTになっているので希少性が高いカードがあり、入手できれば高額な値段で売却できます。
サッカーに詳しい人ほど稼ぎやすい設計になっているため、サッカー好きな人はチャレンジしてみましょう。
Crypto Spells
ゲーム名 | Crypto Spells(クリプトスペルズ) |
ゲームジャンル | トレーディングカードゲーム |
公式HP | Crypto Spellsの公式サイト |
ブロックチェーンTCG(トレーディングカードゲーム)のCrypto Spellsは、対戦相手の持っているカードと自分の持っているカードを戦わせるゲームです。
- 自オリジナルカードが作れる
- ユーザー同士で自由にカードの取引ができる
- Crypto Spellsで所有しているカードを別のゲームでも使用できる
自分でオリジナルカードが作ってゲームで使用できる経験はこれまででは得られなかったでしょう。しかし、Cryptospellsはできてしまい、別のゲームでも使える場合があります。
オリジナルカードの作成や、カードの採掘などを積極的に行い、強いカードを集めてみましょう。
CryptoSpells(クリプトスペルズ)とは?始め方や稼ぎ方を解説
Gods Unchained
ゲーム名 | Gods Unchained(ゴッズアンチェインド) |
ゲームジャンル | トレーディングカードゲーム |
公式HP | Gods Unchainedの公式サイト |
「Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)」とは、ブロックチェーンTCGとしては世界で初めてeスポーツの開催が予定されている、世界的なブロックチェーンゲームです。
- 特徴の異なるスキルをうまく組み合わせて勝利を目指す
- マーケットプレイス内で自由にカードのトレードができる
- レア度とクオリティでカードの価値が決まる
ブロックチェーン上に保管されている手持ちのカードを使用して、対戦相手と1対1でバトルを行います。
カードのレア度には4段階あり、レア度が高いほどマーケットで高値で取引されます。
通常のNFTゲームはレア度の高いカードを売却する方法が無難ですが、eスポーツ大会が開催されているため出場するために残しておくのも有効な手段です。
Gods Unchainedの稼ぎ方を徹底解説【無課金で月50万稼ぐ人も】
NFTゲームで稼ぐステップを徹底攻略!
NFTゲームでどのようにお金を稼ぐことができるのか、具体的な手順を解説します。
NFTを買う準備をする
最も代表的なお金の稼ぎ方は、NFTの売買による利益を得ることです。
NFTの購入価額よりも売却価額が高ければ、その差額が利益となります。
売却益を得るため、NFTの売買ができるように準備をしましょう。
NFTは仮想通貨で購入でき、基本的にはイーサリアム(ETH)が必要です。国内取引所で口座開設したETHを購入しましょう。
NFTを購入する
次に、売却したいNFTを購入します。
「Coincheck NFT(β版)」では、以下の3つのステップで購入できます。
- ウォレット「メタマスク(MetaMask)」をインストール
- インストールしたメタマスクと連携
- 「Coincheck NFT(β版)」で購入
メタマスク(MetaMask)とは、仮想通貨専用のウォレットで、パソコンはもちろん、スマホアプリとしても利用しやすいといった特徴があります。
「Coincheck NFT(β版)」のマイページからメタマスクをインストールしましょう。
インストール後、連携が完了すると「Coincheck NFT(β版)」へNFTを入庫することが可能になります。
NFTを売却する
購入したNFTを販売します。
売却できるNFTは売却価値があるNFTだけなので、価値の低いNFTはあまり売却する旨味がありません。
NFTゲームをプレイすると稀にレア度の高いNFTが配布される場合もあるので、粘り強く続けるのもアリです。
NFTゲームの始め方3ステップ
NFTゲームは以下の手順で始めることができます。
- NFTゲームのアカウントを作成する
- 仮想通貨(イーサリアムなど)を購入する
- ウォレットと連携する
※事前にウォレット「メタマスク」および、仮想通貨取引所「コインチェック」の口座を準備しておきましょう。
NFTゲームのアカウントを作成する
まずは、プレイしたいNFTゲームのアカウントを作成しましょう。アカウント作成する場合は、ウォレットを連携する必要があり、事前にMetaMaskを始めとしたウォレットを作成しましょう。
MetaMaskなら、GoogleChromeから簡単にインストールできます。
仮想通貨を購入する
次に、コインチェックなどの仮想通貨取引所を利用して、仮想通貨を購入します。
購入する仮想通貨はNFTゲームによって違うので、ゲームによって必要な仮想通貨を把握しておきましょう。
ゲームを始める
仮想通貨を購入したらウォレットへ送金し、仮想通貨でNFTを購入しましょう。
仮想通貨を購入するのが怖い方は、無料で始められるNFTゲームもあるためリサーチしておきましょう。
NFTゲームの課題
NFTゲームの認知度は高まりつつありますが、まだまだ課題が多い分野です。
- ゲームクオリティの低さ
- 法整備が不完全
- 手順が多い
ゲームが面白くない
NFTゲームは従来のヒットゲームと比べると中身が面白くない物が多く、NFTを普段触らない人にリーチできていません。
しかし、2021年3月17日、大手ゲーム・エンターテインメント会社「株式会社スクウェア・エニックス」によるNFT業界の参入が発表されました。
これを皮切りに、今後は大手ゲーム会社も続々とNFTゲーム業界に参入していく可能性があります。
すると、中身の面白いNFTゲームが誕生する可能性があり、NFTゲームがより稼ぎやすくなります。
法律が不完全で詐欺が多発している
第二の課題としては、法整備が追い付いておらず、現時点では不完全な状態という点があります。
法律が不完全だからこそ詐欺が横行しており、NFTを初めて触る方はまず人気ゲームだけをプレイするのがおすすめです。
始めるまでの手順が複雑
NFTゲームを始めるまでの手順を先ほど解説しましたが、仮想通貨を購入したりウォレットを作成したり、複雑な手順が多かったでしょう。
そのため、新規参入者が増えにくい状況が生まれてしまい、ユーザーとしても失敗しやすく仮想通貨を失うリスクがあります。
ハッキングが多い
NFTゲームだけでなく、ブロックチェーンやNFT関連はハッキングが度々起きています。
例えば2022年3月には、人気のNFTゲームであるアクシーインフィニティでのハッキング事件が大きな話題になりました。
ハッキングされてから1週間ほどと発覚まで時間がかかった事や、被害総額の多さに大きな懸念が集まっています。
まだ黎明期だからこそハッキングが多発していますが、今後は法整備やセキュリティ対策が充実していくと思われるので、今は耐え時です。
NFTゲームの今後の将来性は明るい?
NFTゲームの今後について考察します。
メタバースと相性が良い
NFTゲームは、2021年からバズワードとなっているメタバースと相性がいいです。
メタバースはバーチャル空間に構築されている世界のことで、バーチャル空間の中で今後はNFTゲームが展開されていく可能性が高いです。
メタバースはテレビにもよく取り上げられているので、マス層にも受けがよく、新規参入者を増やすきっかけになります。
大手企業の参入が止まらない!?
今後は、大手企業による市場の参加が加速する可能性が高いと考えられます。
前述の通り2021年3月17日には大手ゲーム・エンターテインメント会社「株式会社スクウェア・エニックス」による参入が発表されています。
今後も大企業がNFTへ参入する可能性が高く、参入が増えればさらにゲームが充実し、将来性に期待できます。
NFTゲームの評判・口コミ
NFTゲームの評判や口コミを紹介します。
NFTゲームの良い評判・口コミ
Axie Infinityが2億ドル(約219億円)の収益を超えました。
7月の売上を、わずか半月で達成しましたね。8月はどこまで伸ばすのか。すごすぎるぞアクシー。
#AxieInfinity #NFTゲーム
Axie Infinityの収益はブーム時に驚くほどのお金を稼げています。
確率の壁を超えた!
CryptoZoon始めて2日目にして日給5万円。。
これは、マジで稼げるクソゲーだった。
NFTゲームにおいてはゲーム性がどうこうよりも稼げることが正義と知る。。
あとは通貨が暴落しないことを祈るのみ
#ZOON
Axie Infinityの収益はブーム時に驚くほどのお金を稼げています。
どのゲームもこれだけ稼げるわけではありませんが、夢がありますね。
NFTゲームの悪い評判・口コミ
NFTゲームでお金稼いでRMTする社会。最後には難易度増し増しゲームシステム改悪で後発ユーザーが低時給労働者となり損失を出す未来まで見えた
NFTゲームをしようと思ってDLしたら、ウィルスセキュリティに反応したり、やっぱり英語の壁と怪しいサイトの見分けができないか…
現状のNFTゲームは先行者優位な部分が大きく、タイミングを間違えると損失しか発生しないゲームも山ほどあります。
また、セキュリティ対策も厳重でないゲームも多く、まずは人気ゲームのアクシーやサンドボックスからプレイしてみましょう。
NFTゲームに関するよくある質問
NFTゲームに関する、よくある質問を紹介します。
NFTゲームは儲かる?
「稼げる」と言われるNFTゲームですが、必ず儲かるとは限りません。
ほとんどの場合は初期費用(初期投資やGAS代など)が必要になるため、一時的にマイナスになります。
参入タイミングを間違えると初期費用がなかなか回収できず、長期間にわたってマイナスの状態が継続する可能性もあります。
もらえる報酬が仮想通貨なので価格の値動きが激しく、売却タイミングも見極める必要があるでしょう。
NFTゲームは危険?
NFTゲームは危険ではありませんが、参入タイミングを間違えると利益が出せない危険なゲームとなるため、初心者の人は注意です。
また、セキュリティ対策がまだ厳重ではなく、度々ハッキングが起こり資産が盗まれる可能性もあります。
不安な場合は、法的な整備が整い、安心してゲームができる環境が実現するまで待っても良いでしょう。
ただし、リスクとリターンは表裏一体ですので、環境が整えば整うほど、稼げるチャンスが減る可能性もあります。
NFTゲームはプレイする価値あり!
今回は、NFTゲームについてまとめました。
- NFTゲームは遊びながらお金を稼げる手段の1つ
- NFTゲームなら、オリジナルキャラクターの作成も可能
- NFTの取引によってお金を稼げる可能性がある
- まだセキュリティ対策や損失発生リスクがあるが、稼ぎやすいゲームもある
NFTゲームなら、ゲームをしながらお金を稼ぐことができるうえに、誰でも簡単に始めることができます。
好きなことをしながらお金を稼いでみたいなら、今すぐNFTゲームを始めてみましょう。