楽天NFTとは?評判や購入方法を解説【炎上した理由はなぜ?】

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「楽天NFTを利用してみようか迷っているんだけど、評判が気になる。前に炎上していたらしいけど、実際はどうなの?」と悩む方も多いでしょう。

楽天NFTは大手通販サイトの楽天グループが運営するNFTマーケットプレイスとなっており、日本円で決済できるなど、これまでのNFTマーケットプレイスとは違います。

本記事では、楽天NFTの概要・特徴から、実際にNFTを購入・売却する方法などについて解説しています。

本記事の内容
  • 天NFTでは日本円での決済ができる(クレカ)
  • 楽天NFTでは楽天ポイントを利用してNFTを購入することができる
  • 楽天NFTは難しい知識がなくても利用できる
  • 楽天NFTは日本産IPに期待している人におすすめ
  • 仕組みに問題があり炎上していた

楽天NFTは仮想通貨やNFTに精通していない人でも簡単に購入できるマーケットプレイスですが、仕組み的に仮想通貨に精通している方々から批判を受けている側面もあり、解説していきます。

楽天NFTとは

楽天NFTとは、2022年2月から楽天グループがサービスを開始した「NFTマーケットプレイス」です。

楽天NFTでは、スポーツ・音楽・アニメをはじめとするエンターテイメントなど、さまざまな分野におけるNFTの購入や、購入したNFTを楽天NFTのマーケットプレイス内で売買できます。

NFTマーケットプレイスではOpenseaが代表的で、Openseaが仮想通貨に精通している人向けだとすれば楽天NFTは誰でも利用しやすいマーケットプレイスになります。

楽天NFTの特徴4選

次に、楽天NFTの特徴についてご紹介していきます。

仮想通貨やNFTの知識が不要

楽天NFTでは、利用にあたって難しい知識・準備などが不要です。

通常、NFTマーケットプレイスを利用するには、以下のようなものを押さえておく必要があります。 

    • MetaMaskなどウォレットの作成
    • ウォレットの基本的な操作に関する知識
    • 詐欺的なNFTに騙せれないためのリサーチ
    • ブロックチェーンの基礎的な知識
    • 各ブロックチェーンの仕様等に対する基礎的な知識
    • 仮想通貨の取扱の知識

現在のNFTは仮想通貨・ブロックチェーンが必要な場合が多いので、それなりに勉強しないと詐欺やトラブルに遭う可能性があるのです。

また、楽天NFTは楽天グループが運営しているNFTマーケットプレイスなので楽天IDを利用できるため、売買に楽天ポイントが使えます

ポイントであれば現金を使うのがためらう人でも利用できるのでおすすめです。

仮想通貨がいらない

楽天NFTでは、NFTの購入に仮想通貨は必要ありません。

従来のNFTマーケットプレイスは仮想通貨でのみ取引できるところが多く、国内取引所で仮想通貨を購入→仮想通貨をウォレットへ送金→ウォレットをマーケットプレイスへ連携する、といった手順が必要になり難しいです。

その一方で、楽天NFTでは仮想通貨を用意しておく必要はありません。

楽天IDに登録されているクレジットカードで、決済することが可能です。

日本のブランドとコラボ

楽天NFTは、日本のIP・ブランドと積極的なコラボを行っています。

楽天NFTは前述の通り、マーケットプレイスと機能している一方で、魅力的なIP・ブランドを保有している企業がNFTを発行することのできるプラットフォームでもあります。

ブランドとのNFTコラボが続けば楽天NFTの利用者が増え、NFTの価格が上昇して利益を狙える可能性があるでしょう。

炎上しているNFTマーケットプレイス

楽天NFTは簡単に売買をできる一方で、仮想通貨に精通している人から以下のような批判を浴びています。

  •  パブリックブロックチェーンではない
  • 楽天がNFTを管理している

楽天NFTはブロックチェーンがオープンなパブリックブロックチェーンではなく、中央集権的なプライベートブロックチェーンです。

また、NFTの所有権は楽天が持つとされており、「NFTの意味がない」「中央集権的だ」と批判を受けています。

楽天NFTでの購入方法4ステップ

次に、楽天NFTの購入方法についてご紹介していきます。

前提として、楽天NFTの利用には楽天IDが必要なため、作成しておきましょう

  1. 楽天NFTにアクセス
  2. 「ログイン・会員登録」へ
  3. 楽天IDでログイン
  4. ユーザー名を決定

楽天IDを保有していればユーザー名を決定するだけで、楽天NFTをスタートできます。

楽天NFTの購入方法は以下の通りです。 

    1. 「個人間マーケットプレイス」へ
    2. NFTを選ぶ
    3. 「選択して購入する」へ
    4. 買い物かごへ入れる
    5. 決済へ

パックなど、各ショップで購入する場合は若干手順が異なりますが、現時点で提供されているものはほとんど売り切れ状態です。

楽天NFTでの売却方法4ステップ

楽天NFTでの売却方法について解説していきます。

  1. 「マイコレクションページ」へ
  2. 保有中のトークンから出品したいものを選ぶ
  3. 「出品する」へ
  4. 価格などを決定すると出品完了

販売したNFTが売れてトークン移転が完了すると、取引完了となり売上金が反映されます。

楽天NFTの評判・口コミはいいの?悪いの?

楽天NFTの評判や口コミについてご紹介していきます。

楽天NFTの良い評判も悪い評判もチェックしていきましょう。

良い評判・口コミ

楽天NFTでウルトラマンセブン買った。

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NFTはすでに一般化しつつある。先日の楽天NFTのニュースは各所で話題になったが、是非はさておき、NFTが日本円で買えるのはすごいこと。これからはデジタルアーティストの時代。今まではデジタルでイラストを描いても、そのデータに価値は生まれなかった。だけど、そのデータが下手すると何百万になる

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楽天NFTに関する良い評判・口コミとして見られたのは、楽天NFTを購入した方や、日本円でNFTが買えるといった点です。

今後は仮想通貨を保有していない人が楽天を通じてNFTを購入していくようになるでしょう。

悪い評判・口コミ

楽天NFTの中覗いたけど、まじで意味がわからなかったまず独自のチェーンを使ってこのサイトでしか見れないしブリッジももちろんできない。そんなものに価値ある????笑

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楽天NFTはNFTではない。NFTとは、その作品が唯一無二であることを、世界のどこからでも確認できるもの。だけど、楽天が権利を握ってしまったら、楽天が潰れたらゴミになるし、ほかのマーケットプレイスで売ることもできない。確かにOpen Seaは難しい。だけど、英語や仮想通貨ぐらいでつまずくな。

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やはりブロックチェーンや仮想通貨の基礎知識がある人から見ると、中央集権的な脆弱なマーケットプレイスだとわかります。

一例として、以下のような点が従来のNFTマーケットプレイスと異なります。 

    1. 利用しているチェーンなどが不明
    2. 楽天にNFTの保管・管理が依存していて中央集権的
    3. ウォレットでNFTを保有できない

既に海外の主要なNFTマーケットプレイスを利用したことがある方にとっては、大きな違和感を感じるでしょう。

楽天NFTで購入できるNFTは?

楽天NFTで購入できるNFTについて、ご紹介していきます。

現在購入できるもの

現在では、以下のようなNFTが購入できます。 

    • 日刊スポーツ
      (スポーツ・レースなど)
    • ウルトラマン
    • ダイキサウンド
    • バンダイナムコピクチャーズ
    • Players Anthem
    • シュート!

主に既存のブランドとのコラボ作品が多く、Openseaのようにクリエイターが独自で作成したNFTは基本的に売買しにくいです。

今後登場する予定のNFT

今後登場予定のもの(一部)
  • TV asahi
  • Jリーグ
  • BEAMS
  • IP-FRONT GROUP

(楽天NFT公式ページにてComming Soonと表示されているものから抜粋)

日本関連のものが多く、海外のNFTマーケットプレイスで手に入りくいものばかりです。

しかし、ウォレットへ移動できないので楽天マーケットプレイスだけでの取引となり、楽天マーケットプレイスの利用者が増えなければ価格は上がらずゴミとなります。

楽天NFTに関するよくある質問

楽天NFTに関するよくある質問について回答していきます。

NFTを購入したら楽天ポイントは貯まる?

楽天NFTでは、NFT購入時の金額に応じて楽天ポイントが貯まる仕組みになっています。

また、楽天ポイントを利用してNFTを購入できるなので、楽天ポイントが貯まっていれば割安でNFTを購入可能です。

ただ、還元率が不明なので購入してからでないとわからない不透明さもあります。

自作のモーメントは出品できる?

OpenSeaなどでは、アマチュアのアーティストが自身の作品をNFT化して、販売するといったことが一般的に行われています。

そこで気になるのは「楽天NFTで自作のモーメントを出品できるか?」という点です。

残念ながら、現時点ではそのような機能は提供されていません。

ただ、NFTマーケットプレイスで購入した作品を二次販売することは可能です。利益を得たい場合は二次販売を利用しましょう。

楽天NFTの手数料はどんな感じ?

楽天NFTでは、NFTを出品すると手数料が14%かかります。

Openseaでは2.5%なので、かなり高いです。手数料を考えても楽天だけが1番旨味のあるマーケットプレイスなので、利用する価値はないに等しいです。

楽天NFTは利用しなくてOK

楽天NFTはブロックチェーンやセキュリティの仕組みが不透明であり、楽天の中央集権的な管理に依存しているので利用するべきではないでしょう。

本記事のまとめ
  • 楽天NFTはNFTマーケットプレイス
  • 楽天NFTは気軽に利用できる
  • 日本円での決済が可能(クレカ)
  • 多数の日本関連のNFTがある
  • 楽天ポイントが利用可能

ただ、初めてNFTを購入する方でできるだけ仮想通貨やブロックチェーンなどの難しい知識は使いたくないという方にはおすすめです。

まずは楽天NFTでNFTに触れてみて、仮想通貨を取り扱うマーケットプレイスに挑戦してみるとよいでしょう。

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