仮想通貨Ray/Raydiumの特徴を解説【次なる人気DEX】

仮想通貨 Raydium 仮想通貨

「仮想通貨のRaydium(レイディウム)について知りたいんだけど、どのな特徴があるのかな?将来性や買い方についても教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。

RaydiumはSolanaチェーン上に構築されたDEXで、高速・低コストの強みを持っています。DEXはイーサリアムチェーン上に構築されているものが多いですが、ガス代高騰問題を受けて利用しにくくなっている側面があります。

しかし、Raydiumはガス代が低コストで取引速度も速いSolanaを基盤としているため、イーサリアムにはない強みがあるDEXです。

本記事でわかること
  • RaydiumはSolanaブロックチェーン基盤の分散型取引所(DEX)
  • RAYは、Raydiumの取引所トークン
  • RaydiumはSolanaの恩恵を受けて、高速かつ手数料が安い
  • Solana関連銘柄は軒並み高騰しており、RAYにも期待が持てる
  • RAYを購入するなら、ステーキングができるRaydiumの利用がおすすめ

仮想通貨のRAYとは?

仮想通貨 Raydium
通貨(トークン)名 RAY(レイ)
ティッカーシンボル・単位 RAY
現在の価格(2022年6月時点) 約112円
時価総額(2022年6月時点) ¥12,668,280,075.32
時価総額ランキング(2022年6月時点) 271位
公式サイト Raydium/公式サイト

RaydiumはSolanaブロックチェーンを基盤にしてつくられた分散型取引所(DEX)です。

UniSwapやSushiSwapなどと同じ仕組みの取引所で、取引所のトークンにRAYがあります。

Solana上に構築されているため、ユーザー間の取引を速く安く行え、仮想通貨売買を素早く行えます。

RAYの特徴4選

Raydium/RAYの特徴は以下の4つです。

Raydium/RAY
  • 処理速度が速く、手数料も安い
  • オーダーブックが使える
  • IDOに参加できる
  • イールドファーミングとステーキングができる

1つずつ解説していきます。

処理速度が速く、手数料も安い

分散型取引所Raydiumは、高速チェーンのSolana基盤なので、既存の分散型取引所と比べて手数料が安いです。

これまでUniswapやSushiswapなどメジャーな分散型取引所(DEX)は、イーサリアム基盤でつくられていました。

イーサリアムはユーザーの増加からスケーラビリティ問題(取引件数が増えすぎて、処理の遅延や手数料高騰が起こること)を抱えており、Uniswapなどの取引所も手数料の高騰に悩まされています。

それに対してRaydiumの基盤となっているSolanaは、他のブロックチェーンと比べて圧倒的に高速で手数料も安く、Raydiumもその恩恵を受けています。

オーダーブックが使えるので取引所と変わらない

多くの分散型取引所は、AMM(オートマーケットメイカー)という、オーダーブック(板取引)を使わない方式を採用しています。

AMMとは
自動化されたアルゴリズム取引によって特定の市場に流動性を提供するプロトコル。

 

ただ、AMMは既存の中央集権型取引所とユーザビリティが大きく異なるため、DEXの認知度向上を活かしたユーザー獲得をできずにいました。

そこでRaydiumでは、同じくSolana基盤のオーダーブック型分散型取引所「Serum」と連携することで、AMMとオーダーブック両方の使用を可能にしました。

オーダーブックが使えるので、指値注文などの取引もでき、中央集権型取引所と変わらない機能を備えています。

IDOで利益を狙える

Raydiumを利用すれば、これからRaydium上で新たにローンチされる予定の仮想通貨・トークンのIDOに参加することができます。

IDOとは

IDO(イニシャル・デックス・オファリング)とは、分散型取引所上で資金調達のためにおこなわれるトークンセールのことです。

株式のIPOや中央集権型取引所でおこなわれるICOの、分散型取引所バージョンのようなもの。

IDOで得られた仮想通貨は一時的に価格投稿する傾向があり、トークンを受け取った後にすぐ売却すれば大きな利益を得られる可能性があります。

イールドファーミングとステーキングができる

Raydium はUniswapやSushiswapなど既存の分散型取引所と同様、イールドファーミングをおこなうことができます。

イールドファーミングとは
散型取引所に仮想通貨・トークンを貸し出すことによって金利を得られる仕組み。

また、RAYをステーキングして利回り収入を得ることも可能です。イールドファーミングやステーキングをうまく活用すれば、資産をかなり効率的に増やせるでしょう。

ステーキングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

仮想通貨のステーキングとは?

  • AMMとオーダーブックを両方使える
  • IDO・ファーミング・ステーキングなど、取引以外の充実している
  • 既存の分散型取引所よりも速くて手数料も安い

RAYの過去の価格推移

RAY

上の画像は、RAYのローンチから2022年6月現在までのRAY/USDチャートです。

2021年5月頃には一時的な上昇がみられましたが、現在は価格が低迷しています。

Raydium/RAYの将来が明るい理由

Raydium/RAYは以下の要因から、その今後には高い注目と期待がされています。

Raydium/RAYの重要ポイント2つ
  • Solana関連銘柄が軒並み高騰している
  • Sushiswapとの統合が発表されている

1つずつ解説していきます。

Solana関連銘柄の将来性がある

Raydium/RAYは、Solanaブロックチェーンを基盤につくられているため、「Solana関連銘柄」に数えられています。

また仮想通貨取引所FTXが運営するDEXであるSerumと連携しているので「FTX関連銘柄」とも言えます。

RAY以外のSolana関連銘柄もしくはFTX関連銘柄は以下の通りです。

名称 概要 時価総額ランキング
SOL ブロックチェーンSolanaのネットワークトークン 9位
FTT 仮想通貨取引所FTXの取引所トークン 25位
SRM FTXがSolana上で運営する分散型取引所Serumの取引所トークン 123位
FIDA Serumにインターフェースとウォレットを提供する「Bonfida」のトークン 616位

基盤としているSolanaの価格はすでに仮想通貨の中でも時価総額トップ10に入るほど成長しており、今後も価格上昇が続けば恩恵を受けられるかもしれません。

SOL、FTT、SRM、FIDAそれぞれの2021年の値動きは次のようになっています。

SOL/USDチャート

Solsea

FTT/USDチャート

FTT

SRM/USDチャート

SRM

FIDA/USDチャート

FIDA

Solana関連銘柄は上昇している銘柄が多く、注目の高さがうかがえます。

Solanaの性能や実用性も非常に優れているからこそ注目を集めており、Solanaは「ブロックチェーン開発の王様」イーサリアムの牙城を崩すのではないか、FTXは大手取引所のバイナンスを脅かすのではないかと噂されています。

そのため、これらに関連するRaydiumも今後注目が集まり、高騰していく可能性が十分にあります。

Sushiswapとの統合が発表されている

2021年2月、イーサリアム上の分散型取引所Sushiswapが、Raydiumとの統合に向けて動いているという発表をしていmす。

Sushiswapはイーサリアム基盤なので、スケーラビリティ問題(処理速度低下)による手数料高騰に悩まされています。

そこでSolana基盤のRaydiumと統合して問題解決をしていこうと考えているのです。

Sushiswapは現状、Uniswapと並ぶ分散型取引所の最大手なので、統合すればユーザーがRaydiumに流れてくるとも期待できます。

Raydium/RAYはぶっちゃけ買うべき?

Raydiumの特徴をおさらいします。 

  • RaydiumはSolanaの恩恵を受けた、高速かつ手数料の安い分散型取引所(DEX)
  • Solana関連銘柄はいずれも好調な傾向がある
  • Sushiswapとの統合によって、需要が拡大する見込み

DEXの機能としても優秀で、何よりSolana上に構築されているためイーサリアムにはない高速・抵抗ストの強みがあります。

気になった方はぜひ投資してみましょう。

RAYは海外取引所で購入できる

RAYは取引所で購入できます。

RAYを購入できる海外取引所・DEX
  • FTX
  • Binance
  • Bybit
  • Raydium
  • Serum

海外取引所は、いずれも日本の金融庁による事業者登録を受けておらず、つまりは日本の法の所管外です。

そのため利用の際は、万が一トラブルが発生した場合には自己責任で対処しなければならないということを理解しておきましょう。

また、海外取引所は日本円が使えず、ビットコイン、イーサリアムを国内取引所から送金して取引をします。

そのため海外取引所を使うなら、ビットコインなどの取引用通貨を購入・送金するための国内取引所の口座も用意しておきましょう。

Raydium/RAYの購入方法は2つ

RAYを購入する方法は、

  • 海外取引所を使う
  • 分散型取引所のRaydiumかSerumで購入する

ステーキングなどRAYの有用性をフルに生かすなら、分散型取引所Raydiumの利用がおすすめです。

RaydiumでRAYを買う、RAYを使ってステーキングをするまでの流れは次のようになります。

  1. 海外取引所FTXで口座を開設する
  2. Sollet(Solanaのウォレット)をつくる
  3. RaydiumとSolletを接続する
  4. 国内取引所で口座を開設する
  5. 国内取引所でビットコインを購入し、FTXに送金する
  6. FTXで、ビットコイン建てでSOLを買う
  7. 購入したSOLをSolletに送金する
  8. Raydiumで、SOL建てでRAYを購入
  9. RAYをステーキング

Raydiumでは、ネットワークトークンであるSOLがトランザクション手数料として必要になるため、SOLを先に購入しましょう。

RAY購入は手順が多いので、必要なものを再度整理すると以下の通りです。

ステーキングする前提で、RAYの購入に必要なもの
  • Sollet(Solanaのウォレット)
  • Raydium
  • 国内取引所の口座(ビットコインなどを海外取引所に送るため)
  • 海外取引所の口座(SOLを購入するため
ステーキングをしない前提で、RAYの購入に必要なもの
  • 国内取引所(ビットコインなどを海外取引所に送るため)
  • 海外取引所の口座(RAYを購入するため)

いずれにしても海外取引所や分散型取引所を利用する際は、国内取引所よりも必要なものや手間が多いです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、手間をかけただけ得られるものも必ずあるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

まずはコインチェックで購入・送金しよう

名称 CoinCheck(コインチェック)
公式サイト 公式サイト
取扱通貨数 17銘柄
最低取引額 500円
提供サービス 仮想通貨販売所
仮想通貨取引所
CoinCheckつみたて
貸仮想通貨サービス
安全性 東証一部上場のマネックスグループが主要株主

分散型取引所は日本円では取引できないので、取引用の通貨を購入・送金するための国内取引所が必要です。

その際のおすすめ取引所は、スマホアプリダウンロード数No.1の「コインチェック」です。

コインチェックは、ネットブラウザとスマホアプリどちらからでも、仮想通貨を送金できるので非常に便利です。(※アンドロイド版アプリはビットコインのみ送金可能)

RAYはSolana基盤の将来製のあるDEX

今回は分散型取引所のRaydiumと、その取引所トークンRAYについて解説しました。

本記事のまとめ
  • RaydiumはSolanaブロックチェーン基盤の分散型取引所(DEX)
  • RAYは、Raydiumの取引所トークン
  • RaydiumはSolanaの恩恵を受けて、高速かつ手数料が安い
  • Solana関連銘柄は軒並み高騰しており、ローンチされて間もないRAYにも期待が持てる
  • RAYを購入するなら、ステーキングができるRaydiumの利用がおすすめ

取引所トークンRAYについても、同じSolana関連銘柄の様子を見ていると今後に高い期待を持てます。

現在は低迷していますが、Raydiumに期待するなら低迷している今は買い場とも言えます。Raydiumへの投資を検討してみましょう。

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