「仮想通貨のREVVについて知りたいんだけど、どんな特徴があるの?将来製のある銘柄なのかも教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。
REVVはNFT関連銘柄の1つで、モータースポーツ系NFTゲームの関連銘柄です。
今回はREVVについて、特徴や今後の見通し、購入方法などをわかりやすく解説していきます。
- REVVは、モータースポーツ系のブロックチェーンゲームで使えるゲーム内通貨
- REVVを使ってゲーム内のデジタルアイテム(NFT)を購入できる
- REVVは2021年2月以降に急騰しており、長期的に見るとさらに伸びる見込みがある
REVVを使うことができるNFTゲームは、Animoca Brandsという大企業が開発をしており、信頼性や成長性のあるプロジェクトです。
仮想通貨のREVVとは?
通貨(トークン)名 | REVV |
ティッカーシンボル・単位 | REVV |
現在の価格(2022年6月時点) | 約3.60円 |
時価総額(2022年6月時点) | ¥383,554,358.21 |
時価総額ランキング(2022年3月時点) | 862位 |
公式サイト | REVV公式サイト |
REVVは複数のモータースポーツ系ブロックチェーンゲーム内で、基軸通貨となっている仮想通貨です。(ゲームは以下の通り)
- F1 DeltaTime
- MotoGP Ignition
- Fomula E
ゲーム内の通貨として、入手する・保有する・使う・売るということができます。
REVVとこれまでの一般的なゲーム通貨と違って「REVVはゲーム自体がなくなっても資産として残る・使える」こと。
従来のゲーム内コインは基本的に以下のようになっています。
-
- そのゲームで遊ばなくなったら、そのゲーム外では使えない
- そのゲームのサービスが終了したら、ゲーム通貨も消えてなくなってしまう
しかしREVVには以下の特徴があります。
- 複数のゲームをまたいで使うことができる
- それまで使っていたゲームがなくなったとしても、他のゲームに引き継ぐことができる
- ウォレット内で保有することができる
- 他の仮想通貨や法定通貨と交換することで、現実世界で使うことができる
といった性質があります。
ただ、他のゲームにも参入する点においてはそのゲームがREVVを取り入れると自分たちの通貨が使われなくなる可能性もあるため、REVVは使われにくいでしょう。
REVVの特徴
REVVには主に、次のような特徴があります。
- F1 Delta Timeなどのブロックチェーンゲームで使われる
- ステーキングで獲得できる
- REVVはイーサリアムのERC20で作成されている
1つずつ解説していきます。
F1 Delta Timeなどのブロックチェーンゲームで使われる
REVVは複数のモータースポーツ系ブロックチェーンゲームで使われる通貨です。
例としてF1 Delta Timeをご紹介します。
F1 Delta Timeでレースをするには「レースマシン・ドライバー・タイヤ」などのNFTを入手する必要があります。
F1 Delta TimeではREVVを使うことで以下のことができます。
- レースマシンなどのNFTの購入
- レースやトーナメントのエントリー料の支払い
- タイムトライアルへの挑戦費用の支払い
またレースやトーナメントで好成績を出したり、タイムトライアルで上位に入ったりするとREVVで賞金を手に入れることができます。
ステーキングで獲得できる
F1 Delta TimeにおけるREVVのステーキングは、他の仮想通貨のステーキングとは少し異なっていています。
- REVVを使ってレースマシン(NFT)を保有する
- 保有したレースマシン(NFT)をF1 Delta Timeに預ける
上記2つを行うと報酬が発生する仕組みになっています。
つまり、通常のステーキングは仮想通貨を預けることで利回り収入が得られましたが、REVVのステーキングはNFTを預けることでREVVが得られます。
なおステーキングをおこなっているレースマシンはその期間中、レースやトーナメントでは使用できません。
また、高レアリティのレースマシンでステーキングするほど、より多くのREVVを報酬として得られるようになっています。
REVVはイーサリアムのERC20で作成されている
REVVはイーサリアムのERC20という規格でつくられているトークンです。
そのため、イーサリアム上で構築されているDEX(分散型取引所)の「UniSwap」を使えば、イーサ(ETH)と交換することもできます。
ただ、ERC20トークンは現在、イーサリアム自体のスケーラビリティ問題(手数料高騰や取引の処理遅延など)の影響を受け、取引コストが高騰するなどの問題を抱えています。
しかしREVVでは「レイヤー2ソリューション」によって、その問題を解決しようと取り組んでいます。
まずレイヤー2とは、ブロックチェーンに記載されない取引のこと。
イーサリアムやビットコインなどの仮想通貨では、取引量が多くなり過ぎることで処理速度の低下や手数料の高騰が起きています。
そこでレイヤー2ソリューションによって、ブロックチェーンの外で取引を実施し、その取引の一部をブロックチェーンに記録することによって、スケーラビリティ問題を解決しようとしています。
REVVの現在の評価と価格急騰の要因
上の画像は2020年12月から2022年6月現在の、REVV/JPYチャートです。
REVVは2020年9月にローンチ(新規公開)された、まだ生まれて2年にも満たない新しい仮想通貨です。ただ、2021年3月に価格が高騰していて、理由はいかが考えられます。
- 仮想通貨全体の投資熱増大
- NFT関連銘柄への注目度アップ
- 仮想通貨全体に投資し資金が流れていた
2020年後半以降、仮想通貨全体の投資熱が増大してきており、ビットコインなどの主要な仮想通貨は軒並み高騰しています。
基本的にアルトコインはビットコインの値動きに釣られる傾向があるので、ビットコインが上昇トレンドに入ればアルトコインも上昇しやすいです。
- NFT関連銘柄への注目度アップ
REVVは、ブロックチェーンゲーム上でNFTが取引できる性能を持つため、NFT関連銘柄の1つと認識されています。
NFT関連銘柄は2020年後半ごろから急激に注目度が上昇してきており、REVV含め多くの銘柄で価格が急騰中です。
REVVの今後の予想・見通し
REVVはその今後を占うに当たって、ポジティブな要素とネガティブな要素の両方があります。
ポジティブな要素は以下の通りです。
- NFTはブロックチェーンゲーム関連だけでなく、幅広い分野で注目度が高い
- コインチェックなどの取引所に新規上場する可能性がある
NFTはブロックチェーンゲーム関連だけでなく、アートや不動産など幅広い分野での活用が進められており、成長性が高い分野です。
世界的にNFTブームが起きたのは2021年の夏ですが、ブームが過ぎた2022年2月頃でも取引量は高い水準を保っていて、人気の高さが伺えます。
またスポーツメーカーのNIKEでは、3次元の靴とNFTをひもづける取り組みをおこなっていて、大企業の参入も増えています。
NFTの活用分野は多種多様であり、2021年現在はまだまだその存在を身近に感じることは少ないですが、その将来性に高い期待を持たれています。
NFTの市場が今後さらに発展していけば、当然ながらREVVなどのNFT関連銘柄にも良い影響を与えることでしょう。
そして、2020年12月に国内取引所のコインチェックは、F1 Delta Timeを提供するAnimoca Brands社と提携を開始したことを発表しました。
コインチェックが手がけるNFTマーケットプレイス上で、F1 Delta Timeのデジタルアイテム(NFT)を取り扱えるようにすることを目指しています。
コインチェックは過去に、NFT関連事業でエンジンコインを発行しているEnjin社と業務提携したのち、エンジンコインを取引所で扱うようになった経緯があるため、REVVも同じくコインチェックで取り扱われる可能性があります。
一方でREVVには、以下のネガティブに捉えられる要素もあります。
- ブロックチェーンゲームの知名度が低く、ユーザーもまだまだ少ない
- ゲームアイテム(NFT)の資産化の行方が不透明
- ブロックチェーンゲームの知名度が低く、ユーザーもまだまだ少ない
ブロックチェーンゲームは歴史が浅く知名度も低いので、短期的に価格上昇を起こすにはAxieのような画期的な制度がなければ目立ちにくいでしょう。
また従来型のコンシューマーゲームやスマホゲームなどと比べると、その市場規模もユーザー数も徐々に増えてきてはいるものの、現状まだまだ差があります。
ブロックチェーンゲームにはNFTというこれまでのものにはない優位性があり、高い期待を持たれているものの、以下の課題があります。
- 従来のゲームを超えれる面白さを提供できていない
- NFTやブロックチェーンの知名度が低いので知名度の拡大が必要
現在は将来性への期待から先行投資がなされている状態ですが、ブロックチェーンゲームの良い未来が確約されているわけではないので、先行き次第では見放される可能性もゼロではありません。
REVVは買うべき?
REVVのようなNFT関連銘柄はその将来性の高さから先行投資がなされて価格が急騰している状況です。
しかし、まだプロジェクトの成果が出ていない状態での期待を込めた投資をしている人が多いため、プロジェクトの成果次第では暴落する恐れもあるでしょう。
REVV単体を見ると、注目が集まって価格が急騰している現状でもその時価総額ランキングは800位前後と、草コインだと言えます。
時価総額が低い仮想通貨は流動性が低いことから、値動きが非常に激しくなる傾向があります。
REVVに投資する人はハイリターン・ハイリスク投資だと意識して行いましょう。
REVVを購入できる取引所
REVVは海外取引所やDEX(分散型取引所)で購入することができます。
- KuCoin
- Bilaxy
- Bittrex
- Uniswap
- Sushiswap
海外取引所を利用する際は日本円での取引ができないので、REVVを購入するには以下の手順を行います。
- インチェックなどの国内取引所で、ビットコインを購入する
- 海外取引所にビットコインを送金する
- ビットコインでREVVを購入する
海外取引所でREVVを購入したい場合は、まずは国内取引所でビットコインを買い、ビットコインを送金できる環境を整えましょう。
海外取引所は日本の金融庁の認可外であり、何かトラブルが発生してもあくまで自己責任となりますので、利用の際は十分に注意してください。
アルトコインはコインチェックで投資しよう
名称 | CoinCheck(コインチェック) |
公式サイト | 公式サイト |
取扱通貨数 | 17通貨(ビットコイン+アルトコイン16種類) |
最低取引額 | 500円 |
提供サービス | 仮想通貨販売所 仮想通貨取引所 CoinCheckつみたて 貸仮想通貨サービス |
F1 Delta Timeを提供するAnimoca Brands社はコインチェックと提携しており、REVVのコインチェックへの上場が非常に期待されています。
そのため海外取引所の利用に抵抗がある場合は、国内取引所のコインチェックを利用して他のアルトコインへの投資もおこないながら、REVVの上場の機会を待つというのもよいでしょう。
コインチェックには、次のようなおすすめポイントがあります。
- 取り扱っている仮想通貨の種類が国内最多
- 円建てで500円から購入できる
- 独自のNFTマーケットを展開している
コインチェックではどの仮想通貨も500円という少額から購入することができます。
また、独自のNFTマーケットを展開しており、Animoca Brands社と提携していることからNFTマーケットでREVVのNFTを購入できるようになるかもしれません。
REVVの今後の予想・見通しまとめ
今回は、NFT関連銘柄のひとつであるREVVについて解説しました。
- REVVは、モータースポーツ系のブロックチェーンゲームで使える仮想通貨
- REVVを使ってゲーム内のデジタルアイテム(NFT)を購入できる
- REVVは2021年2月以降に急騰しており、長期的に見るとさらに伸びる見込みがある
- REVVは国内取引所での取り扱いがまだないが、コインチェックでの上場が期待されている
REVVは大手ゲーム制作会社のAnimoca Brands社が開発するNFTゲームで、NFTをステーキングするとREVVがもらえる特徴的なサービスもあります。
ただ、NFTゲームは時代の流れが速く、REVVも新しい手をどんどん打たないと他のゲームに埋もれてしまう可能性があります。
REVVに投資する際は、ロードマップやホワイトペーパーなどをよく読んで将来的に成長が見込めそうなプロジェクトか判断して投資しましょう。
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