「Speed Starを始めてみたいんだけど、どんな特徴があるの?始め方や稼ぎ方、リスクなどを教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。
Speed Starは遊んで稼げるNFTゲームの1つで、Work to Earnの1種でもあります。
また、Speed Starは無料でプレイできるので、気軽にチャレンジしてお金を稼げるチャンスを得られる注目のゲームです。
本記事ではSpeed Starの始め方や稼ぎ方などを解説していきます。
- Speed Starは従来のPlay-to-Earnゲームに加え、Work-to-earn(稼ぐために働く)Bet-to-earn(稼ぐために賭ける)の要素が盛り込まれている
- 無料でプレイするには、4つの職業(ジョッキー、ブリーダー、トレーナー、セラピスト)のどれかを選ぶ
- 開催されるレースで馬券を買うことで、外部プレイヤーとしてギャンブルに参加できる
- ゲーム内で、Starトークン、Speedトークン、JOCトークンを稼ぐことができる
Speed Starとは
Speed Starとは、2022年にタイのHell Factoryという会社で開発された競馬シュミレーションゲームです。
Speed Starが従来の競馬ゲームと異なるのは、馬を購入しなくても職業につくことでゲームに参加できる点です。
また、馬に成育や管理などの仕事に関わらなくても、ギャンブラーとして馬券を購入してゲームへ参加できます。
Speed Starには、従来のPlay-to-Earnだけではなく、「Work to earn」(稼ぐために働く)という要素が盛り込まれています。
ブロックチェーンにはイーサリアムブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決したHamonyチェーンを使用しており、最新技術のシャーディングが使用されているのが特徴です。
NFTゲーム Speed Starの特徴4選
Speed Starにはさまざまな特徴があります。
- ポンジスキームの仕組みを脱却している
- 4つの役職が存在して馬がいなくても稼げる
- Harmonyチェーン上のブロックチェーンゲーム
1つずつ解説していきます。
ポンジスキームの仕組みを脱却している
Speed Starは従来のブロックチェーンゲームと持続可能性の点で異なる点が存在しています。
たとえば、アクシー・インフィニティではアクシーを購入するオーナーと、オーナーの代わりにプレイするスカラーの二者関係が存在します。
スカラーシップ制度と呼ばれており、スカラーは対戦報酬の数%を受け取る仕組みです。
これはある意味、オーナーとスカラーの一元的な関係でゲームが成り立っていると言えます。
そして、ほとんどのNFTゲームは新規発行され続けるゲーム内通貨やNFTが誰かに買われない限り、資金の流入が無くなりエコシステムは破綻します。
実際、2021年に一世を風靡したアクシーは2022年に入ってから日の目を浴びていない現状が続いているでしょう。
ゲームの資金流入が続かなければ持続性がなく、資金流入がいつまでも続く可能性は低いので、ゲームの破綻は時間の問題になってしまうのです。
ただ、Speed Starは、従来のポンジスキーム的な問題を解決するエコシステムとなっているのが最大の特徴です。
なぜなら、Speed Starは外部プレイヤーであるギャンブラーが存在します。
Speed Starはブロックチェーン上に存在するゲームの中で運営されている競馬場です。
ギャンブラーはその競馬場の観客と同じようなイメージです。ギャンブラーの購入する馬券はSpeed Starの独立した外部からの収入源となります。
ギャンブラーの役割のおかげで、Speed Starでは外部からの資金流入が見込め、ギャンブルの資金は現実世界の競馬を見てもそう簡単には減少しないため、トークンからの資金流入が減少してもゲームが成り立ちやすい仕組みができているのです。
4つの役職があり、馬を買わなくても参加可能
Speed Starではプレイヤーがジョブを行うことで競馬関係者としてゲームに参加できます。
1プレイヤーにつき、1つの職業しか選ぶことができません。
プレイヤーは仕事の対価として馬主から報酬を得ることができます。
ジョブは主に以下の役職があります。
-
- ジョッキー
- ブリーダー
- トレーナー
- セラピスト
ジョッキー(騎手)
ジョッキーは騎手のことです。レースで馬をコントロールする責任者となります。勝ち負けが発生するので、プレイしていてシンプルな楽しさがあるのが特徴でしょう。
レースの順位によってもらえるJOCトークンの報酬が異なります。レースに参加することで馬主からSPEEDトークンの報酬ももらえるのがポイントです。
ジョッキーはレースに参加することで直接お金を稼げるため、馬を保有している人はチャレンジしてみましょう。
ブリーダー
ブリーダーは馬の繁殖担当者です。馬主は馬を持っているだけなので、基本的には繁殖をブリーダーに依頼する流れです。
雄馬の馬主から依頼を受けたら、ブリーダーはシードポーションを作成します。報酬は作成したシードポーションの量に応じて、SPEEDトークンで受け取ります。
雌馬の馬主から依頼を受けた場合は、報酬を受け取り繁殖するのが仕事です。報酬はSPEEDトークンで受け取ります。
トレーナー
トレーナーは馬の訓練を担当する人です。仕事の目的は馬にトレーニングを施すことによる能力の強化です。
訓練のために研修施設に馬を連れていく役割も担っています。トレーニングの施設には歩行訓練用のものからスイミングプールまでさまざまなものがあります。
トレーナーが適切な施設で馬を訓練することで、馬のスタミナ、速度、スキル、加速力などが向上するのです。
レースの成績によりトレーニングの報酬をJOCトークン、SPEEDトークン両方で得ることができます。
自分の腕前によって収益が変化するので、大事なポジションです。
セラピスト
セラピストは馬の癒しの担当者です。レースで負傷した馬の怪我や疲労はほうっておいても時間の経過で改善されます。
しかし、怪我や疲労を早く改善したい場合は報酬を払ってセラピストに仕事を依頼する必要があります。
Speed Starは馬主にならなくても、セラピストやブリーダーなど、馬主が保有する馬の世話をしてトークンを稼げるのです。
世話は仕事に値するため、Work to Earnと呼ばれています。
Harmonyチェーンを使用している
Speed StarはHarmonyチェーン上のブロックチェーンゲームです。
Harmonyチェーンとは、スケーラビリティ、セキュリティ、分散化の3つの達成を目指しているプロジェクトです。
通常ブロックチェーンはスケーラビリティ、セキュリティ、分散化はすべて同時に達成できないトリレンマとなっているため、その概念を覆そうとしてるHamonyは今後の注目チェーンです。
Binanceから5億円の資金調達をしていて、著名なスタートアップベンチャーのAnimoca Brandsと提携していているので、信頼性も高いです。
Speed StarではHarmonyチェーンのネイティブトークンであるONEがトランザクション手数料やガス代に使われます。
NFTゲーム Speed Starのトークンは3種類
Speed Starは、主に以下の3つのトークンがあります。
- JOC
- SPEED
- STAR
SPEEDトークンは基軸通貨
SPEEDトークンはゲーム内の基軸通貨です。
主に馬主の得ることができるトークンとなります。
NFT(馬や厩舎)をステーキングすることで、SPEEDトークンを稼ぐことができます。
稼いだSPEEDトークンを利用して、以下が可能です。
-
- プレイヤーを雇う
- 馬を育成する
- 馬を繁殖する
- レースを行う
- レースで馬に賭ける
- 牧場の開発、拡張、アップグレード
繁殖した馬をマーケットプレイスで売却し、レースやトーナメントで報酬のSTARトークンを受け取れます。
競馬の観客としてゲームに参加するときに支払う必要のある掛け金もSPEEDトークンです。
つまり、SPEEDトークンは外部からの資金流入で必要なトークンで買われやすいため、価格は上昇しやすいでしょう。
JOCトークンはアップグレードなどでつかわっる
JOCトークンは主に職業スキルのアップグレードなどに使用されるトークンです。主にジョッキー、トレーナー、ブリーダー、セラピストなどのワーカーはJOCトークンを稼ぎます。
馬主から仕事を依頼されて、その報酬として得ることができるのはJOCトークンです。
JOCトークンは、無課金でSpeed Starをプレイするユーザーにとって稼ぎやすいトークンです。
STARトークンはガバナンストークン
STARトークンはSpeed Starのガバナンストークンでもあります。
Speedトークンを使用して競馬で賭けて、自分の選んだ馬が1等となった場合はStarトークンが支払われます。
また、3カ月ごとに行われる大きなレース大会でもStarトークンを稼ぐことができます。
STARトークンは発行上限が、3000万枚と決められているため、Speed Starの人気が出れば確実に上昇するトークンです。
Speed Starの始め方7ステップ
Speed Starで馬を購入するために必要な、仮想通貨ONE(ワン)の買い方をご説明します。
手順は以下の通りです。
- 国内の取引所を口座開設する
- 国内の取引所でビットコイン(BTC)を購入する
- 購入したビットコインを海外取引所に送金して、ONEを購入する
- メタマスクにHarmonyチェーンを追加
- Harmony用のメタマスクのウォレットアドレスを調べる(Harmonyブロックエクスプローラーを使う)
- 海外取引所で購入したONEをoneから始まるメタマスクの宛先に送金する
- ToFuNFTで馬を買う
1つずつ解説していきます。
Coincheckでビットコインを購入
現在ONEを購入するには、国内取引所で、一旦ビットコイン(BTC)を購入します。
Coincheck公式サイトにアクセスし「LINE BITMAXをはじめる」をクリックしてください。
ビットコインを海外取引所に送金して、ONEを購入する
購入したビットコインを海外取引所に送金しましょう。
海外取引所は安全性の高いBinanceやBybitがおすすめで、送金してビットコインとONEを取引します。
ONEをMetaMaskに送金する
次はメタマスクのウォレットアドレスを調べます。
その後、海外取引所の出金画面から、メタマスクのアドレス宛にONEを送金します。
以下の手順を行いましょう。
-
- メタマスクのネットワークにHarmony Chainを追加
- Harmony Block Explorerで「one~」から始まるアドレスを調べる
メタマスクのネットワークにHarmony Chainを追加する
メタマスクのネットワークに以下のHarmonyチェーンを追加してください。
ネットワーク名 | Harmony Mainnet |
新規RPC URL | https://api.harmony.one |
チェーンID | 1666600000 |
通貨記号 | ONE |
追加したら、メタマスクのネットワークをHamonyに切り舞えます。
Harmony Block Explorerを利用する
メタマスクのアドレスは「0X~」から始まるアドレスですが、ONEの送金の場合は「one~」から始まるアドレスを利用する必要があります。
手順は以下の通りです。
- 「アカウントエクスプローラーを表示」をクリック
- AddressFormatでONEを選択
- 虫眼鏡のボックスの中にメタマスクの「0x~」から始まるアドレスを入力
- Address欄に「one~」から始まるアドレスが表示されるためコピー
- 海外取引所の出金画面で、出金チェーンタイプがONEであることを確認
- アドレス欄にoneから始まるアドレスを貼り付けて、送金
これで完了です。
ToFu NFTで馬を購入する
メタマスクにONEが着金したら、ToFu NFTにアクセスします。
その後、「horse」で検索すると、Speed Starの馬が表示されます。
購入には手数料でONEが必要になるので、手数料分も考えて多めにONEを購入しておくとよいでしょう。
NFTゲーム Speed Starの将来性は?
Speed Starは今後レースが開催される予定です。レースが開催されるようになれば外部からのギャンブラーの参入にも期待でき、ゲーム全体の資金が潤う可能性があります。
また、レースが有名になれば馬の価格は上昇すると考えられるため、まだレースが開催されていない今のうちに馬を仕込んでおくのはよいでしょう。
NFTゲーム Speed Starのよくある質問
では、次によくある質問について答えていきます。
Speed Starは無料でプレイできますか?
基本的に馬を実際に購入して馬主になる役職以外は無料でプレイできます。
スマホでプレイできますか?
Speed Starは現在Webブラウザのみでプレイできます。
いずれはGooglePlayやAppStoreでもダウンロード可能となる予定です。スマホアプリがリリースされれば、より参入者が増えるでしょう。
Speed Starの運営会社は?
Speed Starは、タイのHell Factoryという会社が開発と運営をしています。
ゲームの他には、ソフトウェアソリューション、ワークフローシステム、データベースアプリケーション、ブロックチェーン技術などを提供しています。
NFTゲーム Speed Starのまとめ
今回は、Speed Starについて紹介しました。
- Speed Starとは、Harmonyチェーン基盤のNFTゲーム
- ただ馬主になるだけではなく、競馬場で職業を持って働くこともできるという意味で、競馬場経営シュミレーションゲームともいえる
- 各自が職業を持って仕事に従事する場合は無料でゲームをプレイできる
- Speed Star内で流通しているトークンは「Speedトークン」「Starトークン」「JOCトークン」の3つ
- 馬や厩舎を購入できるマーケットプレイスは現状ToFuNFT(使用通貨はONE)
- ギャンブラーが存在するためポンジスキームの仕組みを脱却できる
Speed Starの革命的な点はポンジスキームの仕組みを脱却できることでしょう。
ほとんどのNFTゲームはトークンからの資金流入に頼らなければいけないので、いずれ資金が枯渇してゲームが稼げなくなります。
しかしSpeed Starは外部からの資金流入に頼ることができ、ガバナンストークンも3000万枚と供給量がきめられているため価格は上昇しやすいです。
Speed Staerを始めてみたい方はぜひチャンスしてみましょう。