NFTのMeebitsとは?3,500万で取引されるNFTの特徴や購入方法を解説

NFT

「NFTのMeebitsが注目されているけど、ぶっちゃけ将来性のあるNFTなのかな?特徴や購入方法を教えてほしい」と悩む方も多いでしょう。

MeebitsはLarva Labsが2021年5月から制作しているボクセルアートのNFTコレクションです。

中には約3,500万円で取引されたものもある、CryptopanksやBAYCと並ぶ高額取引された珍しいNFTです。高額取引の事例から注目を集めています。

Meebitsはメタバース(仮想空間)で使える3Dキャラクターのことで、大人気のCruptopunks(クリプトパンク)などを生み出したLarva Labs社が立ち上げたプロジェクトとして注目を浴びています。

本記事でわかること
  • Meebitsとは、メタバース上で利用できるNFTの3Dキャラクター
  • 公式から出品されたキャラクターは早期に完売、高額で取引されるMeebitsも多い
  • 事前にイーサリアムを購入しておけば、誰でもMeebitsの購入や出品を行える
  • Meebitsの購入・出品方法を解説

なんとMeebitsは日本の取引所であるCoincheckが提供するNFTマーケットで取扱を開始しており、国内で購入できます。

CoincheckのNFTマーケットは以下の記事で詳しく解説しています。

コインチェック(Coincheck)のNFTマーケットとは?始め方や使い方を解説!

Meebits(ミービッツ)とは

Meebits
プラットフォーム名 Meebits(ミービッツ)
決済通貨 イーサリアム
ブロックチェーン イーサリアム
サービス開始 2021年5月
運営元 Larva Labs
詳細 Meebits公式サイト

Meebits(ミービッツ)とは、Larva Labsが2021年5月にリリースしたNFTプロジェクトです。

NFTとは
NFTとは、取引情報の改ざんが困難なブロックチェーン上でデジタルデータを取引することで、それぞれの出品物にオリジナリティを付与する仕組みを指します。

Meebitsが扱っているデジタルデータは、3Dキャラクターです。

マーケットでキャラクターを購入すると、メタバース(仮想空間)やNFTゲーム内で自分のキャラクターを使用できるほか、コレクションや二次販売といった活用ができます

こうした3DキャラクターはMeebitsのNFTマーケットプレイスで売買できますが、仮想通貨取引所である「コインチェック」を利用するほうが手続きがスムーズです。

Meebitsの特徴4選

次に、Meebitsの特徴を4つのポイントに分けて解説していきます。

  • ETHで取引できるNFT
  • Meebitsはメタバース上で利用できる
  • キャラクターのタイプによって希少性がある
  • Meebitsの将来性はかなり高い

1つずつ解説していきます。

 

ETHで取引できるNFT

MeebitsはNFTマーケットプレイスで購入できますが、Meebitsの公式サイトやOpenSea、Coincheck NFT(β版)などがあり、好みに応じて使い分けることができます。

Meebitsを購入できるのは仮想通貨の銘柄の一つであるイーサリアム(ETH)です。

仮想通貨取引所などで現金をイーサリアムに替え、その原資を利用して3Dキャラクターを購入します。

Meebitsはメタバース上で利用できる

近年何かと注目を集めているメタバース(仮想空間)ですが、Meebitsは、3Dアバターとしてメタバース上で利用できます

また、NFTゲームやほかのアニメーションソフトにインポートすることも可能です。

Meebitsを購入、すなわち3Dキャラクターの所有権を獲得した人には、「T-pose OBJ」というファイルが提供されます。

Meebitsの所有者はそのファイルをインストールし、自分のキャラクターをアニメーション化させ、さらにメタバースやNFTゲームなどにインポートすることで利用できるようになります。

アメリカの金融テクノロジー企業「ブルームバーグ」によると、2020年時点での市場規模が4,787億ドルだったのに対し、2024年には7,833億ドルにまで拡大することが予想されています。

参考:メタバース市場の今後の将来性と活用例:AR/VRソリューション:サイバネット (cybernet.co.jp)

Meebitsが利用できる市場規模が今後大きくなると予想されているため、将来性に期待できます。

キャラクターのタイプによって希少性がある

Meebitsのキャラクターはそれぞれ「Meebitsタイプ」と「属性」が異なります。

タイプや属性によって発行数に大きな差があり、発行数が少ない(=希少価値が高い)キャラクターほど販売価格が高額です。

Meebitsタイプと属性の種類や発行数、平均販売価格は以下の通りです。

Meebitsタイプ 発行数 平均販売価格
DISSECTED(解剖) 5 700ETH
VISITOR(来訪者) 18 330.1ETH
SKELETON(スケルトン) 57 113.67ETH
ROBOT(ロボット) 72 105.72ETH
ELEPHANT(ゾウ) 256 25.96ETH
PIG(ブタ) 711 16.17ETH
HUMAN(人間) 18,881 3.9ETH

※2021年11月3日時点

 

また、Meebitsの属性による平均販売価格は以下の通りです。

属性 発行数 平均販売価格
TATTO(入れ墨) 994 6.71ETH
JERSEYNUMBER(背番号) 1,433 6.48ETH
EARRING(イヤリング) 2,042 4.66ETH
OVERSHIRT(オーバーシャツ) 3,210 6.05ETH
NECKLACE(ネックレス) 3,738 5.32ETH
HAT(帽子) 4,329 7.96ETH
BEARD(ヒゲ) 4,429 4.61ETH
GLASSES(メガネ) 7,830 4.82ETH
PANTS(パンツ) 20,000 5.42ETH
HAIR(髪) 20,000 5.42ETH
SHOES(靴) 20,000 5.42ETH
SHIRT(シャツ) 20,000 5.42ETH
※2021年11月3日時点

DISSECTED(解剖)のキャラクターは発行数が5枚しかなく、700ETHとかなり高額で取引されています。

過去にはマーケットプレイス上で99ETH(当時レート約3,500万円)で売却されたキャラクターもあり、価値のあるキャラクターを保有していれば高値での取引が可能です。

Meebitsの将来性はかなり高い

Meebitsのキャラクターは高額で取引されています。

高額取引されている理由には、開発会社のLarva Labsへの注目度の高さが挙げられるでしょう。

Larva Labsは2017年6月に世界最古となる「CryptoPunks」というNFTプロジェクトを生み出した有名企業です。初めて誕生した高額NFTだったのでNFTブームの火付け役となり、世界中のセレブから購入されていました。

さらに2021年はメタバースやNFTが大きな話題を集めた時期だっただけに、今回のMeebitsのリリースは仮想空間に期待を寄せる人たちからも多くの支持を集めています

Meebitsの取引事例を紹介

Meebitsの公式サイトでは、マーケットプレイス上で以下のように3Dキャラクターが販売されています。

マーケットプレイスでは発行数の多い「人間タイプ」の出品がほとんどです。

それぞれのキャラクターにはMeebitsタイプと属性が設定されており、総合的な希少性から販売価格が変化します。

なお、Meebitsのキャラクターは「Coincheck NFT(β版)」でも取扱いが開始されます。

コインチェック」であれば、取引所でイーサリアムを購入してそのままMeebitsを購入できるため、手続きがスムーズです。

Meebitsの買い方・購入方法

Meebitsを購入するには、Meebits公式サイトかコインチェックのCoincheck NFT(β版)を利用する方法があります。

それぞれの買い方や購入方法について詳しく解説していきます。

コインチェックでの購入方法

コインチェックでMeebitsを購入するには、以下の手順に沿って手続きを進めていきます。

コインチェックでの購入方法
  1. コインチェックに口座を開設する
  2. イーサリアムを購入する
  3. NFTマーケットプレイスでMeebitsを購入する

Meebits公式サイトを利用する場合でも、上記1と2の手続きは必須です。

そのため少なくともコインチェックへの口座開設とイーサリアム購入だけは事前に済ませておきましょう

それぞれの手順ごとに詳しく解説していきます。

1.コインチェックに口座を開設する

まずは、「コインチェック」にアクセスし、口座を開設していきます。口座開設手順は以下の通りです。

  1. 公式サイトから「会員登録」を押す
  2. メールアドレスとパスワード(任意設定)を入力
  3. アドレス宛にメールが届くため、中に記載されているURLをクリック
  4. 電話番号でSMS認証をする
  5. 氏名や住所、生年月日などの情報を登録
  6. 本人確認をする

登録可能な本人確認書類は以下になります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)

本人確認書類の提出後、コインチェックが本人確認書類の確認を行います(1~2営業日)。

書類の確認が完了すると、登録したメールアドレスに「本人確認完了」のメールと、住所確認用書類が登録した住所に届けられます

ハガキが届けばコインチェックのサービスを利用することができます。

2.イーサリアムを購入する

口座開設手続きが完了すれば、次にイーサリアムを購入していきましょう。

まずはイーサリアムを購入するために現金をコインチェックの口座に入金します。

入金方法は主に銀行振込とコンビニ入金が用意されており、簡単な入金方法はコンビニ入金です。

入金が反映した後は、現物のイーサリアムを購入してみましょう。

コインチェックのメニューである「販売所(購入)」から手続きが可能です。

3.NFTマーケットプレイスでMeebitsを購入する

  1. コインチェックの会員ページからCoincheck NFT(β版)にアクセス
  2. 条件を指定してMeebitsを検索
  3. 作品をクリック
  4. 金額を確認したうえで「購入確認」を選択

これでMeebitsの購入手続きはすべて完了です。

Meebitsでの購入方法

Meebitsの公式サイトで購入するには、以下の手順に沿って手続きを進めていきます。

  • コインチェックに口座を開設する
  • イーサリアムを購入する
  • イーサリアムをMetaMaskに送金する
  • Meebits公式サイトで購入手続きを行う

1と2の手続きは先述したコインチェックの方法とまったく同じです。

1.イーサリアムをMetaMaskに送金する

Meebitsの公式サイトを利用するには、事前にコインチェックで購入したイーサリアムを仮想通貨ウォレットに送金しなければなりません

ウォレットのなかでもMeebitsに対応する「MetaMask(メタマスク)」を用意しておきましょう。

2.Meebits公式サイトで購入手続きを行う

Meebits公式サイト」にアクセスし、MetaMaskとの連携を開始します。連携方法は以下の通りです。

  1. 画面右上にある「Allow Wallet Access」を選択
  2. パスワードを入力してログイン
  3. MetaMaskのアカウントを選択してMeebitsとの連携を開始

これで完了です。

MetaMaskの連携が完了した後は以下の手順で行います。

  1. メニューの「All Meebits」からマーケットプレイスにアクセス
  2. 購入したいキャラクターを選択
  3. 価格を確認したうえで「Trade for this Meebit」を選択

これでMeebitsの購入手続きはすべて完了です。

Meebitsの公式サイトで購入するのも良いですが、より簡単に購入したいならMetaMaskなどの設定が必要ないCoincheckでの購入がおすすめです。

Meebitsの売り方・出品方法を解説

Meebitsを売却・出品する際もMeebits公式サイトとCoincheck NFT(β版)を活用した2種類の方法があります。

コインチェックでの出品方法

コインチェックでMeebitsを売る方法は以下の通りです。

  • Coincheck NFT(β版)のマイページに移動
  • 出品したいMeebitsを選ぶ

手順ごとに詳しく解説していきます。

1.Coincheck NFT(β版)のマイページに移動

まずは、Coincheck NFT(β版)のマイページにアクセスします。

自分が保有するNFTの一覧が表示されます。

2.出品したいMeebitsを選ぶ

一覧から出品したいMeebitsを選びましょう。

詳細ページに移動するため、画面にある「出品」というボタンを選択するだけです。

出品もCoincheckなら簡単に行えます。

Meebitsでの出品方法も2ステップ

Meebitsで出品する方法は以下の通りです。

  • Meebits公式サイトのTrade画面に移動
  • 販売設定を行って出品する

手順ごとに詳しく解説していきます。

1.Meebits公式サイトのTradeを選択

Meebits公式サイトにある「Trade」というメニューを選択します。

すると取引を行うための設定画面が開きます。

2.販売設定を行って出品する

Trade画面では自分の保有するMeebits一覧が表示されるため、売りたいものを選択します。

価格や販売期間などを設定し、画面下の「Approve and Sign Trade」を選びましょう。

これでMeebitsの出品手続きはすべて完了です。

いくら高額取引されているとはいえ、価格を高額にしすぎると買う人がいないので、適正価格で行いましょう。

MeebitsはCoincheckが簡単なのでおすすめ

Meebitsを取引するなら、Coincheck NFT(β版)が使える「コインチェック」がおすすめです。

Meebitsの公式サイトを利用するよりもCoincheck NFT(β版)を使った方が手続きがスムーズに行えます。

またCoincheckは他の仮想通貨の取引もでき、資産運用の手段が増えるため、口座を開設しておいて損はないでしょう。

Meebitsに関してよくある質問

最後に、Meebitsに関するよくある質問をご紹介します。

  •  Meebitsはクレジットカードで購入できる?
  • MeebitsDAOとはなに?

1つずつ解説していきます。

Meebitsはクレジットカードで購入できる?

2022年6月16日時点では、Meebitsでクレジットカードの決済には対応していません

仮想通貨取引所でETHを購入した上で取引できます。

MeebitsDAOとはなに?

MeebitsDAOを理解するには、まずDAOを理解する必要があります。

DAOとは
DAOとは、「Decentralized Autonomous Organization」の略称で、「自律分散型組織」と呼ばれています。銀行などのように中央集権的な管理主体がなく、ネットワークに参加する個々のメンバーによって自律的に運営されている組織のことを指します。

MeebitsDAOとは、Meebitsのキャラクターを作成したりネットワークを管理する複数のメンバーで構成された自律分散型組織です。

Meebitsの購入者同士で交流も図れ、創業メンバーと交流もできます。

また、限定イベントの傘下やアイテムの交換など、購入者限定のサービスがあります。

Meebits(ミービッツ)のまとめ

Meebitsは3DアバターのNFTで、Cryptopanksを開発した企業が開発していることから注目を集めているNFTです。

本記事でわかること
  • Meebitsとは、メタバース上で利用できるNFTの3Dキャラクター
  • 公式サイトのNFTマーケットプレイスを利用することでMeebitsの売買ができる
  • 開設から半年しか経過していないもののMeebitsの価値は高く、これまで約3,500万円で落札されたキャラクターも存在する
  • Meebitsを購入するには、イーサリアムを購入しウォレットとの連携が必要
中には約3,500万円で取引されたものもある、CryptopanksやBAYCと並ぶ高額取引された珍しいNFTです。高額取引の事例から注目を集めています。
メタバースは今後さらに市場が成長していくと期待されているので、今後の成長性にかけて投資しておくのもアリな手段でしょう。

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